恐怖の闇夜の中での笑い

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戦争と言うと、ほとんどが悲惨で聞くに堪えない話が多いのですが、祖父や父から聞いた少し笑えた話です。

ある夜のこと

第二次世界大戦の際、親戚などを含めて10数人で世田谷に住んでいたそうです。
テレビなどでよく描写されるような、空襲警報があったそうです。

身構えたり防空壕に入ったりがいつもの事だったそうですが、この夜は違ったと言います。
家の至近に爆弾が落ちたのか、近隣の家から火が出て、火消しに追われ家族全員でバケツを持って走り回り頑張ったそうです。

暗闇の中で

真っ暗な中、無我夢中で火消しをしたそうですが、気が付けば自分たちの家にも火がまわってきました。
幸いなことに今で言えばボヤ程度だったらしいのですが、とりあえず消火に走ったそうです。
それなりに広い家だったらしいのですが、10数人が暗闇の中をバケツを持って走り回ったわけです。

結果、何が起きたかというと・・・。

バケツを持った者同志が暗闇の中で激突したそうです。
何だか想像できないのですが、その度にお互いに大笑いだったそうです。

不発弾にもケンカを売った?

暗闇での激突ショー、空襲中だし冷静に考えれば笑えません。

ところが、もっと笑えないことがあったそうです。
激突ショーの中、叔父が何かにぶつかったそうです。

明らかに人にではなく「物」に。

 

叔父は「邪魔な物置くな」と言うようなことを叫んだらしいです。
明るくなってからわかったそうですが、その物とは「不発弾」でした。
まるでドリフターズのコントのようですね。

当時と現代の戦争

前項までの話は厳しい中でも、側面には笑いがあったようです。
ところが現代の戦争は全くシャレになりませんね。

一撃で相手を消滅させる、こんなこともあるのかも知れません。
何とか上手く平和な世界を築き上げていきたいですね。


Writing by  itoke
実家から出てきた明治から昭和にかけての品の処理に追われています。

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