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第二次大戦の資料は「古本」を探そう!

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『ガールズ・アンド・パンツァー』や『ハイスクール・フリート』といったアニメ作品や 『艦隊これくしょん』『アズールレーン』といったゲームで、ミニタリーが再度注目を 集めていますが、模型作りなどの資料探しの時には、ネット上だけではどうしても限度が あるというもの。
そこで、1970年代から80年代にかけて数多く発売されていたミニタリー関連書物、その 古本(特に写真が掲載されているもの)から探してみるのはいかがでしょうか。

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1970年代の第二次関連書物発行ブーム

1970年代後半、欧州では第二次大戦に関する書籍や、ドイツでは第三帝国時代の写真を掲載した雑誌が発行されたのを受けて、日本でもこれらの書物が翻訳されて出版されていました。サンケイ出版(産経新聞社直系の出版社で、現在の扶桑社)からは『第二次大戦ブックス』として70冊以上の書物が刊行され、後にいくつかは文庫本としても再発売されたり、第三帝国関連の写真雑誌『グラフィックアクション』シリーズは、日本でも出版され続けたのでした。

当時の資料にしか無い写真は貴重

現在、検索サイトから大戦関連の写真や動画を検索されて、AFV模型などの制作に役立つようになったのは便利になったと思う反面、記録写真として70年代のこれらの雑誌に掲載されていた写真が残っているか?と言われたら、個人的には「残っていないかも」と答えるしか無いと思います。

日本の雑誌であれば『丸』『航空ファン』『PANZER』などは現在も発行が続いている(余談だが、模型雑誌の『ホビージャパン』『モデルアート』もこの時代から発行されている)が、先に挙げた『第二次大戦ブックス』(リデル・ハート監修)や『グラフィックアクション』となると、もはや絶版して20年以上経過していることも有り、アマゾンやヤフオク!といったリユース市場でしか入手出来ない。

しかし、これらの書籍に掲載されている記述や写真は、今でも資料として通用する一級品であり、『第二次大戦ブックス』も状態の良い物でも当時の定価(800円前後)と変わらない価格で中古本が入手出来たりします。

古本のおすすめ

例えば、『第二次大戦ブックス』の1冊『フォッケウルフ戦闘機』(著・鈴木五郎)では、フォッケウルフ社の設立からクルト・タンク技師による名機Fw-190開発、同時に当時のドイツ空軍(ルフトバッフェ)の実情の記述と共に、Fw-190を含むフォッケウルフやメッサーシュミットなど独空軍機の写真なども見ることが出来、Fw-190については初期のA型やノルマンディーで戦った“長っ鼻のドーラ”D型、戦闘爆撃機のF型の写真もしっかりと入っていたりします。

名前の記述が当時の記述(呼び方)である(例えば、ドイツ機甲師団の父・グデーリアン将軍は、当時は「グーデリアン」と記述されていた)が、その点を除いても、大戦期のモノクロ写真は貴重だと思いますし、AFV模型の制作ならジオラマなど作る際に役立つように思います。

ネットが普及して、なかなか書物に手を伸ばすことが少なくなった現在ですが、こと第二次大戦関連の兵器などに関しては、これらの「中古本」も資料として充分有効・有益であり、ミニタリー趣味の方ならば購入されることでより世界観が深まるように思います。

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