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戦争中でも今のような普通の暮らしがしたい

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私には88歳になる祖母がいます。その祖母は戦争の経験者です。

祖母が小学生の頃日本は戦争中で、祖母の兄弟は戦争に駆り出されて南方に派遣されていました。
戦争中の日本は今のように自由な教育はされておらず、強制的に男性は戦争に駆り出され、天皇陛下のためにといった教育をされていたそうです。

祖母の兄は当時まだ20代前半だったそうで、船の整備中に不慮の事故で亡くなってしまいます。
いくら天皇陛下のためにといっても、兄を亡くした祖母と父や母もとても悲しみました。

そして日本は徐々に劣勢にたたされていき、徐々に食べるものも飲むものも統制されて、配給されるものも少なくなり、そして本土にも空襲がされるようになっていきます。
特に夜間の空襲が多くて、空襲の時の警報の音がとても怖くて安心して夜も寝れない日々が続き、空襲の警報がなると心臓がドキドキして、家の隣に掘っていた防空壕に逃げ込みました。

また劣勢にたたされていくと人手がたりず、勉学よりも武器を製造したり、芋掘りをさせられたりと全く勉強ができない状態なっていき、敗戦が近づいてくると竹槍をもって藁人形を突き刺すといった練習もさせられます。
今思うと、機関銃ですぐやられてしまうだろうにね・・・と祖母は話していました。

そうしてどんどんと食べるものも少なくなってくると、野生の野うさぎを捕まえて焼いて食べたり、犬なども食料として食べていたところもあったそうです。
あの頃の生活は本当に苦しくて、いつまで続くのだろうかと心の中で感じていたそうです。

祖母がそういった生活をしていたとは全く想像がつかないと思い、今の生活が当たり前とは思ってはいけないなと感じさせられました。

※画像はイメージです。

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