岩国基地で見た米海兵隊の銃火器

サバゲ・イベント・フィールドレポート

在日米軍岩国基地では毎年5月に日米親善デーの航空ショーが行われます。

米軍や自衛隊の戦闘機や民間のアクロバットチームに自衛隊のブルーインパルスの飛行が大きな目玉なイベントですが銃器の展示もあります。
今回は見る事が出来た米軍の銃器について紹介します。

M27 IAR

M27IARはH&K社のHK416のアメリカ海兵隊タイプを指します。
M27のIARはアメリカ海兵隊の分隊支援火器の計画の名前です。
自動小銃のHK416が分隊支援火器と言うのが不思議に思うかもしれません。分隊支援火器と言えばM249(いわゆるMINIMI)のような軽機関銃のような物がイメージするでしょう。

しかしアメリカ海兵隊は銃弾をばら撒く機関銃よりも狙い撃つ事が出来るHK416を選びました。
またM4を使う兵士ならHK416を扱いやすい。
重量もM249よりも軽くより機敏な動きを求められる市街戦や山岳地帯でも兵士に少ない負担で持たせられる。
そんな利点からアメリカ海兵隊はHK416をM27IRAとして採用しました。

M40

レミントン社のM700狙撃銃のアメリカ海兵隊タイプ
M700は1962年から販売され、アメリカ海兵隊もベトナム戦争の頃からの長く使われている銃です。

アメリカの全軍と警察などの法執行機関でも使われている広く採用もされています。
命中精度の良さが評価されていますがボルトアクション式なので連射の速さに難があるとして現在ではSR-25と併用されています。

Mk-11

イラク戦争でベトナム戦争からの古株であるM40に難点が見出された。
命中精度は良いがボルトアクションなので連射の速さが遅いのです。

この為にM40を使う兵士はM16小銃とM9拳銃を自衛の武器として持つ必要があると言われるほどでした。
そこで海兵隊はM-16の始祖であるAR-10で狙撃銃を作ったSR-252をMk-11として採用しました。
Mk-11は狙撃銃としても性能が良く自動小銃としても使えるからです。
狙撃銃と自衛の武器を1つにした物として海兵隊は採用したのです。

M82

バレットと言う名前で知られる狙撃銃です。
50口径12.7ミリと言うM2重機関銃と同じ大口径のこの銃はアメリカ軍では「対物ライフル」と言う名目で使われています。
対物ライフルとは装甲車輌や陣地を攻撃する銃として使うと言う意味です。

しかしM82は銃弾が重ければより遠くに飛ばす事ができると言う利点を生かした遠距離狙撃の為の狙撃銃でもあります。
しかし50口径12.7ミリの銃弾は身体に受けるには威力が大きい銃弾だと言われハーグ陸戦条約が禁止する「不要な苦痛を与える」武器ではないかとM82は言われています。
それでも2000m先への狙撃が可能な銃として現在も使用されています。

自衛隊の銃器よりも目にする機会が少ないアメリカ軍の銃火器
岩国で毎回見られると限りませんが実物が見られる良い機会なので訪れた際には必見です。


Writing by 葛城マサカズ

ミリタリーや歴史の記事に架空戦記小説をネット上で書いています。