南アメリカ大陸の南側に位置する国、アルゼンチン。サッカーやタンゴなどで有名な国です。
今回は、アルゼンチンの畑に出ると言われている妖怪について紹介しようと思います。
畑で作業する人々は、その妖怪に気を付けないといけないのですが・・・はたしてどのような妖怪なのでしょうか?
マテ茶の茶葉を収穫する畑に潜む妖怪
縦に長いアルゼンチン、そして、その北の方にはウルグアイやパラグアイがありますが、その辺り一帯で飲まれている有名な茶があります。
その茶は「マテ茶」と言います。
あまり馴染みがないかもしれませんが、日本でも販売されていますし、マテ茶を取り扱っているカフェなどもあります。
ビタミンやミネラルなどがとても豊富で、「飲むサラダ」とも言われているほどです。
マテ茶は、イエルバ・マテという植物の葉を使うのですが、その植物が栽培されている畑には、ある妖怪がいると言われているのです。
妖怪「カアー・ポラ」とは
イエルバ・マテの畑にいるという妖怪は「カアー・ポラ」と呼ばれていて、主にアルゼンチンの北東部に出没します。
南米の他の地域にも存在していて、地域によってその特徴や性格などが違うのですが、今回は、アルゼンチンのカアー・ポラの特徴を紹介していきます。
カアー・ポラとは男性の妖怪で、背が低く、むぎわら帽子をかぶり、イエルバ・マテの茶木で作った槍を片手に持っています。常に畑にいて、畑の中を見回って茶木を守ると同時に、畑で働く人々の様子も伺っています。
茶木を乱暴に扱っていたり、茶葉をたくさん取りすぎていたり、仕事を怠けていたりすると、カアー・ポラはそれらを決して見逃しません。広大な畑の茂みの中のどこかから、片手に持っている槍を投げてくるのです。
カアー・ポラの槍投げの腕前はとてもすごいのです。
投げた槍は、狙った人に必ず命中するのです。
槍が刺さった人はたいへんです。痛みで体が動かせなくなるだけではありません。
体が不自由になって、仕事ができなくなることもあるのです。
収入もなくなり、生活ができなくなってしまうのです。
茶葉の収穫は重労働?
マテ茶の茶葉の収穫方法ですが、茶木の枝の繊維の向きに合わせて、葉を勢いよく引っ張って摘み取ります。
この方法で葉を摘み取ると、あまり力を加えずにより楽に作業することができます。
楽だとはいえ、茶葉の収穫はとてもたいへんなのです。畑は広大で、摘み取る葉はとてつもない量なのです。
すべての葉を手作業で摘み取るというのは、かなりの重労働です。
疲れももちろん出てくるでしょうし、とてもたいへんだということが容易に想像できます。
重労働でも気を抜けない
茶葉の収穫時は、カアー・ポラに見られていることを忘れないようにしなくてはいけません。
いくら作業がたいへんだといっても、気を抜いていると恐ろしい目に合うかもしれないのです。
カアー・ポラの投げる槍が刺さったら一大事です。
茶木の扱いに気を付けて、しっかり作業しなければいけないのです。
最後に
カアー・ポラが茶木を守っていてくれることで、たくさん葉が実り、十分に収穫することができるのでしょう。
人々がマテ茶を飲むことができるのは、カアー・ポラのおかげだとも言えると思います。
マテ茶の茶葉の収穫は、とても重労働でたいへんな作業です。
だからといって仕事を怠けたり、雑な作業をしていては、カアー・ポラに目を付けられてしまいます。
カアー・ポラを甘く見てはいけないのです。
マテ茶の茶葉を収穫する人々にとって、要注意の妖怪であるカアー・ポラ。
茶木に敬意を払い、自然の恵みに感謝して、丁寧な仕事をすることがとても大事ですね。
カアー・ポラに感謝することも決して忘れてはならない・・・と思います。
※画像はイメージです。
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