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5億3千万年前に人が踏みつけた三葉虫「マイスターの足跡」

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1968年の6月、アメリカの化石収集家がアリゾナ州の5億3千年前の地層にあった泥岩の塊をハンマーで割ってみると、中からサンダルに踏みつけられたような三葉虫の化石が現れました。
それは長さ260mm、幅90mmの成人男性が履いているようなサイズのサンダルを連想させるものに、小さい三葉虫が踏み潰されているのです。

目次

三葉虫とサンダル

三葉虫とは、カンブリア紀と呼ばれている5億4千万年前からペルム紀の2億5千年前まで生息していた節足動物。
見た目はカブトガニに似ていて、アジの開きのようにも見える動物です。
人と呼ばれる種族が誕生したのは、今から数百万年のことだと言われてますので、恐竜よりもずっと前に存在した時代に踏み潰されている訳ですから、既に人間がいた証拠だと言われています。

「偶然に石がサンダルみたいに見えてるだけ」だという意見もあるのですが、サンダルのふちに人が手縫いした縫い目や靴底の滑り止めのような物が見受けられ、本物だといわれているのです。

神と進化論

「マイスターの足跡」と呼ばれるこの化石は、テキサス州の「創造証拠博物館」に保管されています。
この博物館はその名の通りに聖書の創造論を信じ、証拠を収集する博物館で「神が万物を創造した」と進化論なんかは認めません。

「創造の証拠博物館」では、このサンダルをどう捉えているのかといえば、旧約聖書の創世記では地球上のすべて物質は7日間で作られたとされているので、植物も人間も三葉虫も同じタイミングで誕生したことになっています。
つまりこの化石は、生物の進化論や地球の歴史は完全なデタラメである事を証明する証拠の一つなのです。

本当は?

この化石について、長年議論の対象になっていて、人間がタイムマシンを使って訪れた跡、人間誕生よりはるか昔に存在していた知的生命体、はたまた、宇宙人が足跡を残したなんていうトンデモ論まであります。

しかし現実的には、偶然が重なって「たまたま」そういうふうに見えるというのが正解だと思います。
なぜならもし本当であれば、同じ地層から他にも証拠になるような化石がみつかっても良いでしょうし、三葉虫は底生生物と解釈されているので、海の底の生物を踏み潰せないでしょう。
ロマンもなにもないですね、反論があればコメントでお願いします。

※画像はイメージです。

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