懐かしのモデルガン MGC ワルサーPPK

最近でこそ、サバゲ(サバイバルゲーム)が趣味の一形態として認められ、そこで使用されるトイガン(エアガン)についても、以前ほど偏見の目で見られなくなったのですが、筆者が小学校高学年~中学生だった1970年代後半~末の頃は、まだまだ「モデルガン=悪いモノ」という風潮が強かったと記憶しています。

そんな中、今までの人生で唯一所持したモデルガンは、金色に塗装されたMGC製のワルサーPPKでした。

モデルガンとの出会い

1970年代半ば、プラモデルでもAFVモデルのブームが起き、田宮模型が1/35、バンダイが1/48で戦車などの各社それぞれにプラモデルを競うように販売していた頃。
独軍の軍装に興味を持った私は、関連書籍(例えば、サンケイ新聞社出版局による第二次世界大戦ブックスなど)を購入し、その中で段々と小火器とかにも興味を持つようになり、国際出版が出版していた「GUN」(2011年に休刊)も時折読んでいたのでした。

その中で、お年玉を貯めてモデルガンを買いたい!という気持ちが強くなったのですが、当然のごとく両親に反対され、そのことを「GUN」に投稿したところ採用され、読者の方(多分、成人されていた大人の方)から励ましのお手紙を頂き、大阪梅田の地下街にあったホビーショップで購入したのが、MGC製のワルサーPPKでした。

重たい質感、リアルなモデルガン

最近のモデルガンが、どのような素材を用いて生産されているのかは存じ上げないのですが、1977年前後だったかに購入したワルサーPPKは金属製と言うこともあってか、当時の(13歳前後)私には充分「重たい!」と感じられました。その一方で、その重さがリアルにも感じられたりしたのでした。

おそらく、当時はPPKにしても他メーカーからも販売されていたと思うのですが、最終的にこの武装SSモデルのPPKを買った理由は、グリップにある鷲の国章を単純に「カッコイイ!」と思ったからだと思います(今で言う「中二病」っぽい理由かも)。

ですが両親に反対されながらも購入したPPKを、自分の部屋で一人で眺めたり、手に取って撃つポーズとかをしたりした時は、少し興奮していたような気持ちになったことは、四半世紀以上過ぎた今でも強く記憶しています。

保管の難しさ

この金属製モデルガン、保管の時の一番の「敵」は、手油と湿気だったように思います。

中学生程度の年齢だった自分には、使用していないときは商品の箱に入れて保管するぐらいしか思いつかず、手に取る回数が減るにつれて、金色に輝く本体が、少しずつ色あせていったのを記憶しています。

手を石けんで洗い、眼鏡拭きとかで手入れをしていた時はまだマシだったのですが、高校・大学と進み、部屋の奥深くにしまわれた以降は、湿気などにより金色部分が変色していたように思います。

それ故、大学の頃だったか、きちんと手入れをしていなかったPPKを廃棄することになったのですが、もし、この当時に適切な保管方法とか知っていれば、もしかしたら今でも手元に残っていたのかも!?と思うと、残念というか自分の無知・愚かさを反省するばかりです。

現在は、さすがに鷲の国章が入ったPPKのモデルガンは無いのかもしれないですが、ミニタリー好きとしてはいつか再度PPKを手にしたいと思いつつ、ひょんなことからリサイクル店で入手した当時もののPPK。

あの頃のようにポーズを取ったりする私は、あの頃の淡いときめきをすこしだけ思い出すのでした。

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