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MIBは何を追っていたのか

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UFOは割と真実っぽく科学として扱われるが、どうも都市伝説寄りになってしまうのがMIB、いわゆるメン・イン・ブラックだ。
映画にもなっているため、全く知らない人も少ないかと思うが、ざっくり言うならば、UFO絡みの事件の情報操作をするための政府の秘密工作員である。その服装がイケてる黒いスーツのため、その呼び名が付いている。
映画は、その都市伝説を元に映画化したものであり、ゼロからの創作という訳ではない。

目次

今回はMIBの実在性について考えよう

予め、政府がMIBを使ってUFOの情報を隠蔽しているという話も、「UFOが宇宙船で、それが地球に来ている」という話も、「嘘」と断定しておく。

理由は単純で、「追試可能な証拠が提示されていない」これだけである。

これがないものは、科学的事実とは呼ばない。だから科学では扱わない。
念のため「いないという証拠がない」と言い出した時点で、馬鹿の烙印を捺されるので気を付けた方が良い。

UFOと言えば未確認飛行物体

UFOが何であるかと言えば、未確認飛行物体だ。それを宇宙船だと断定するには、ハードルがあまりにも多すぎる。
UFOの目撃は、ロズウェル事件以降に多発した。
では、それよりも前にUFOは来ていなかったのか?
そんな事はない。

UFO画像の分析をした時のお決まりフレーズは「大半は見間違い」である。
では、見間違えの分は、ロルズウェル事件よりも前にだってある筈ではないか。
そう。
あったのである。

人々はそれをUFOではなく「天使」と認識したのだ。
天使を見た人は神の意思を感じ、畏れただろう。
だが、であれば、もう1つの飛行物体がいてもおかしくはない。
空を飛ぶと言えばデビルウィングに決まっている。
そんな話はない?
なら眷属ならどうだろう。
魔女の移動手段は飛行ではないか。
ここへ来て、ようやく仮説に至る。

  • UFOはロズウェル事件より前から存在し、神や悪魔の類と解釈されていた。
  • 宇宙人は来ていない
  • UFOと結びつけられて、都市伝説にMIBが扱われている

つまり、MIBとはUFOを追っているが、宇宙人とは無関係ということだ。

異端審問官

では何を追うのか?
もちろん、天使や悪魔の目撃情報の確認である。
彼らはそれを確認し、神託の有無を判断する。悪魔を目撃して感化され、サタニストに転向しようとするものをその場で処断する。

つまり、異端審問官である。

どうした一致か、カトリック神父の神父服は「黒」で、しかも男だ。
MIBとしか略しようがない。
偶然その姿をちらりと見かけた人が、スーツか神父服か、どれだけ見分けられるというのか。

だがここへ来て、逆にロズウェル事件以降のMIBに疑問が湧いてしまう。
目撃者がUFOを宇宙人と信じて神にも悪魔にも関係がないなら、MIBは放置しておけば良い。
ワケがない。
一神教であるキリスト教にとって、宇宙人こそが、最も冒涜的である。
神が作ったのは天と地である。
YHVHの宗教観にあって、宇宙はただの背景だった。ローマ教皇がガリレオ・ガリレイに謝罪をしたのは1992年。ロズウェル事件より半世紀近く後だ。

MIBは宗教的な存在

宇宙人が来てしまっては、別の大地が肯定されてしまう。
日本人なら、地球の神とナメック星の神、2柱いると思えば良い。だが、キリスト教は一神教だ。神が並び立つことを許さない。他教の神を悪魔扱いしてきた歴史がある。
従って、宇宙人がいるという「信仰」は防がねばならない。
このために、UFOの「目撃者」の元に訪れ、人知れず「対処」をするのだ。
有史以来、やって来た事だ。
手慣れたものだ。

こう考えれば、MIBは宗教的な存在であろう、と考え得る。
ヴァチカンが一元管理しているというのはいささかマンガ的だが、各々で勝手に理屈を察して信仰を示す分には問題ないだろう。
宇宙人の存在が神の冒涜になるというのは、少し頭を捻れば誰にでも思いつく程度の事なのだから。
男はいる。
そして、黒服はそこにあるのだ。

出演:トミー・リー・ジョーンズ, 出演:ウィル・スミス, 出演:ヴィンセント・ドノフリオ, 出演:リップ・トーン, 監督:バリー・ソネンフェルド
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※画像はイメージです。

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