急降下爆撃に痺れろ!映画「ミッドウェイ」

「インディペンデスデイ」や「ホワイトハウスダウン」を制作した、ローランド・エメリッヒ監督が作った太平洋戦争の映画「ミッドウェイ」
SBDドーントレスが大活躍する本作を紹介します。

エンタープライズとドーントレスが主役

主役は艦上爆撃機SDBドーントレスのパイロットであるベストと情報将校のレイトンです。
ベストは部下を持ち、苦悩しながら日本軍との決戦に挑む。レイトンは情報の収集と分析を行い、日本軍の新たな作戦を解明しようとする。
と言うのがドラマの主な流れです。

ミリオタの視点から言えば、主役は空母「エンタープライズ」とドーントレスです。
ストーリーが真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までの太平洋戦争初期の流れの中で展開します。
日本軍による真珠湾攻撃の時は日本軍空母への反撃を試みようとしたり、マーシャル諸島の日本軍基地を空襲し、日本本土を初空襲するドゥーリトル中佐の爆撃隊を乗せた空母「ホーネット」を護衛する。
そして、ミッドウェイ海戦へと言う「エンタープライズ」の戦いをなぞるように進みます。

その「エンタープライズ」に乗る艦爆隊の隊長であるベストの愛機がSDBドーントレスです。
作中ではこのドーントレスが縦横無尽に飛び回り、急降下する場面が幾つも堪能できます。
劇場の大きなスクリーンで見るせいか「ドーントレスってこんなにカッコ良かったか」と見直すぐらいです。

日本軍側の描写はやはり難点が

本作は太平洋戦争の転換点であり、日本軍が負けたミッドウェイ海戦の映画なので日本軍を好む方にはより難点な映画かもしれません。
個人的には演出ではミッドウェイ海戦の敗因を南雲忠一に全て被せるように見える点です。
図上演習のやり直しは連合艦隊司令部の宇垣参謀長による指示ですが、映画では南雲が部下へ判定がおかしいと叱責しています。

ミッドウェイ島への第二次攻撃も第一攻撃隊の友永隊長からの進言が抜けて南雲が独断で決めたように見えます。
また、CGで再現された日本軍駆逐艦の艦首部分、主砲があるべき場所に魚雷発射管があるなど分かる人だと気になる部分もあったりします。

大きな心で楽しもう

敵役である日本軍の描写は悪く描かれ気味な本作
とはいえ、米軍視点では劣勢で休みなく作戦行動を続け、ハルゼーが入院を余儀なくされる太平洋戦争初期の「エンタープライズ」の戦いを映画化した作品として楽しめます。
また、一部考証が変ですがCGで再現された空母「飛龍」や戦艦「榛名」または「霧島」を映画館のスクリーンで堪能できると言う意味では観る価値があります。

2001年の「パールハーバー」を見るような、大きな心で見る作品だと思えます。
そうすればエメリッヒ監督の手による派手なミッドウェイ海戦を貴方も楽しめる筈です。

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