アニメの中のミリタリーいろいろ

おすすめ映画・漫画・アニメ

日本が誇るコンテンツの1つであるアニメ、そこにも数多く戦車や軍艦から小火器まで登場していますが、改めて、日本のアニメの中で描かれたミリタリーについて振り返ってみたいと思います。

昭和時代

1970年代から、日本でもカラー放送のテレビアニメが制作されるようになります。

その中でミリタリーの描写となると、『マジンガーZ』のオープニング映像で、独軍のIV号戦車らしき戦車が登場していたり、『ルパンIII世』では、ルパンが使用するワルサーP38、次元が使用するコンバット・マグナムという小火器が印象的な使用法をされていたように思います。

(C) 1972 マジンガーZ ダイナミック企画・東映アニメーション

1980年代になると、『うる星やつら』の作品中に出てくる面堂家私設軍隊が、西独(当時)のレオパルド戦車や大戦中のキューベルワーゲンなどを使用している描写があったり、映画『ビューティフル・ドリーマー』では、垂直離着陸機ハリアーまで登場していたり、コミカルな作品の中にも自然と入ってくることになります。

(C) 1984 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 高橋留美子/キティ・フィルム/スタジオぴえろ/東宝

平成時代

平成になった1989年以降の作品では、現用兵器だけではなく、それを発展させたようなもの(例えば、テレビ版『エヴァンゲリオン』第1話に登場した大型攻撃ヘリ)が描写される一方で、ミリタリーというジャンルからは程遠い作品にまで描写されるようになります。

(C) 1995 新世紀エヴァンゲリオン EVA製作委員会

例えば筆者一推しの『中二病でも恋がしたい!』という、恋愛もので全く関係ないアニメで、ヒロインがモーゼルの拳銃(M712)のモデルガンを所有していたり、2期エンディングアニメでは、実弾が発射されている描写があったり、主人公の少年もSTI2011のモデルガンを所有していたりと作品自体がミリタリーでないジャンルとは似つかわしくない作品にも自然と演出で登場してくるようになったと感じます。

(C) 中二病でも恋がしたい! 虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会

CGの発達

そしてCG技術の発達により手書き描写では難しかったり手間がかかってしまう、戦車や軍艦が頻繁に登場するようになってきました。

『ガールズ・アンド・パンツァー』や『ハイスクール・フリート』という作品では、動く戦車や魚雷戦(模擬弾ではあるが)をする学園艦(主人公の乗る駆逐艦)という描写も登場することで、大型兵器から小火器までフルラインナップでアニメで描写される時代になったのか・・・・・と、個人的には感無量な気持ちです。

(C) ガールズ&パンツァー GIRLS und PANZER Projekt

今回は時代を追ってアニメの作中で使用されているミニタリー要素をいくつか拾い上げてみましたが、作品を盛り上げるアイテムの1つとして、ミリタリーが存在し続けて欲しい、そんな気持ちを抱きながら振り返ってみました。

みなさんは、好きなシーンとかありますでしょうか?


Writing by るう
少年時代(70年代)に1/35プラモデルと第二次大戦ブーム(独軍)にはまり、社会人になって久しぶりに模型制作に戻ってきました。

(C) 1972 マジンガーZ ダイナミック企画・東映アニメーション
(C) 1984 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 高橋留美子/キティ・フィルム/スタジオぴえろ/東宝
(C) 1995 新世紀エヴァンゲリオン EVA製作委員会
(C) 中二病でも恋がしたい! 虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会
(C) ガールズ&パンツァー GIRLS und PANZER Projekt