10月27日に陸上自衛隊日本原駐屯地(岡山県奈義町)で開催された記念行事のレポートです。
昨年は台風接近により行けなかった(駐屯地では式典は行っていた)ので2年ぶりとなる日本原駐屯地の記念行事となります。

日本原駐屯地

岡山県中部の奈義町にあるのが日本原駐屯地です。
駐屯するのは第13特科隊・第13戦車中隊・第13高射特科隊で駐屯地に隣接する日本原演習場もあるのが特徴です。

黙祷から始まる式典

 

今年の日本原記念式典は黙祷から始まりました。
台風15号と19号や九州での豪雨災害など大きな被害が生じた災害が続き日本原駐屯地の隊員もそうした被災地への災害派遣に出動していました。

そうした事から黙祷が行われたのです。
また記念行事の看板に「祝」ではなく「至誠」と頭に書き観閲台は紅白の横断幕ではなく緑色の偽装網で囲い祝賀ムードを自粛していました。

大砲の演奏に女性隊員の降下も

観閲行進の後に行われた音楽隊の演奏ではチャイコフスキーの「1816年」が演奏され天105ミリ榴弾砲だけではなく155ミリ榴弾砲FH70も加わる日本原独自の演奏がありました。
演奏の次に女性隊員2名によるヘリからロープによる降下訓練の展示です。

以前来た時には建物の屋上から壁伝いにロープで降下するレンジャー訓練の展示を女性隊員で行っていました。
UH-1からの降下を成功させると降下した隊員の紹介も行われ近年の自衛隊における女性の活躍ぶりがうかがえる展示でした。

日本原を奪還せよ!訓練展示

訓練展示は近年の島嶼防衛の想定ではなく「日本原を領土だと主張する赤部隊によって占領された日本原を奪還する」という想定でした。
特科隊のFH-70が進出しトラックに牽引された状態から射撃姿勢へ移る時に「隊員による作業をご覧ください」とここも特科隊の地らしい見せ場を用意していました。

敵役である赤部隊には演奏に登場した105ミリ榴弾砲が置かれFH-70と撃ち合う「対砲射撃」が繰り広げられる場面が日本原らしいです。


今年は米子駐屯地の第8普通科連隊が観閲行進から参加し訓練展示では普通科隊員を交えた内容を見る事ができました。

74式戦車の援護で敵陣へ突撃し制圧する普通科隊員達の姿を見せるのは日本原では珍しいものでした。


葛城マサカズ
葛城マサカズ
ミリタリーの記事と架空戦記小説をネット上で書いています。

投降している架空戦記小説「日独印度大戦」
Twitter:@katuragimasaku

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