格ゲーを始めとした、対戦ゲームブーム華やかなりし1995年代中盤、ナムコ(現・バンダイナムコ)より、知る人ぞ知る作品が現れました。
目次
バックストーリー
プレイヤーキャラクター(以下「PC』)は全員が悪党。冷酷非情な殺し屋。
彼らの雇い主は、「Mr.アクメ」。美術商を名乗りながらも、その正体は、贋作を送り出している詐欺師です。
自分の悪事がバレ無いように、世界的な権威を持つ7人の美術鑑定師を、PC達を雇って殺してしまいます。
更なる口封じのために、PC達にも殺し合いをさせる依頼を寄越す、抜け目の無さ。
PCは他の殺し屋達を始末して、最後のひとりとなり、報酬を独占するのが目的です。
・・・そもそも殺し屋を雇う様な依頼人が、報酬を渡してくれるのでしょうか?
ピカレスクロマンな魅力漂うキャラクター達
PCの分身となるキャラクターを紹介していきましょう。
- ジョン=スミス
男性、能力値にバランスの取れた、オーソドックスなタイプ。 - ベッティ=ドー
女性、狙撃の名手。殺しを重ねることで財を成した、根っからの殺し屋。 - バーナード=ホワイト
男性、元CIAエージェント。怪力巨漢の上、片手に鋼鉄の義手。ロケットランチャー射撃と、素手の攻撃を得意とします。 - イヴ
女性、元窃盗犯にして元ポルノ女優。スピードとトリッキーな動きが特徴です。 - ドゥーイブ
雄、人間ではなくチンパンジー。小柄で俊敏。 - チン教授
男性、天才科学者で、防弾板やマニュピュレーターを備えた、「殺人車椅子」を乗り回して戦います。 - ダニー&デミ
男性&女性、人体実験に使われていた、天才児の双子。漫画『ブラック・ラグーン』のキャラ、ヘンゼル&グレーテルの元ネタにもなっています。
戦いの場
下町のビル、水族館、機関車、軍用輸送機・・・などなど、自キャラ以外が待ち受ける、6つの場所を舞台に殺し合いが始まります。室内には大型ハンドガンやロケットランチャー、日本刀などがばら撒かれており、それを拾って戦うことに。
また、爆弾が仕掛けられていたり、水槽の中の鮫が襲い掛かってきたり。敵キャラの攻撃以外にも、ダメージ負わされる仕掛けがあります。
その悪条件の中、如何に戦うか。それらを利用して、攻撃を有利にするかなど、悩みどころの多い、アクションゲームに仕上がっています。
まとめ
発表から4半世紀を過ぎ、コンシューマー機にも移植されなかった作品ですが、今でもコアなファンがいる、いわゆる「隠れた名作」です。
何処かのゲーセンで見かけたら、ぜひ遊んでみて下さい。
アウトフォクシーズ (C) 1994 NAMCO LTD. ALL RIGHT RESERVED
この記事は面白かったですか?
思った事を何でも!ネガティブOK!