みなさんはOVERMANキングゲイナーというアニメをご存じですか?ガンダムで有名な富野由悠季監督による作品です。
今回はこの作品の魅力について説明させて頂きます。
あらすじ
未来の地球が舞台ですが、そこは文明に行き詰まりを感じ人類は自然環境回復のため、巨大な都市国家「ドームポリス」を建設しました。長い年月が経つにつれ、人々の中には停滞した生活から脱却「エクソダス」をしようとする活動が起こります。
ストーリーの舞台となるシベリアでは、ゲイナー・サンガという少年がエクソダスの疑いをかけられます。シベリア鉄道警備隊に投獄されたところを、エクソダス請負人であるゲイン・ビジョウと出会い、エクソダスに巻き込まれていくのでした。
キングゲイナーの見どころ1
この作品は、富野由悠季監督による作品で「ブレンパワード」「∀ガンダム」と合わせて「富野復活三部作」とも呼ばれています。
それ以前では悲劇的な結末を迎える皆殺しの富野や黒冨野と呼ばれていた監督からは一変、希望に満ちた結果を迎える白富野と呼ばれる作風となっています。監督の作風があまりにも違うので、黒と白の監督を是非見比べてみてはいかがでしょうか。
キングゲイナーの見どころ2
主題歌がとにかく熱い。この作品は2002年の作品なのですが、主題歌の「キングゲイナー・オーバー!」は昔のロボットアニメを彷彿させるくらいに、主役機の名前を連呼します。
歌っているのは福山芳樹さん、マクロス7の歌バサラと言えば熱さが伝わるのではないでしょうか。因みに作詞は井萩麟さん(富野監督の別名義)、作曲は田中公平さんという超豪華な布陣です。
またオープニングではモンキーダンスを踊るなど見ていて楽しい作りとなっています。
キングゲイナーの見どころ3
独特なロボットたちです。この世界ではロボットの主動力はシルエット・エンジンと呼ばれる筋肉上の装置で動くもので、シルエット・マシンと呼ばれています。主人公の機体であるキングゲイナーは髪の毛のような装飾がある独特のデザインなのですが、敵のデザインもやはり独特です。
今までの富野監督にあったメカメカしいデザインではなく、生物のようなデザインで、お世辞にもカッコよいとは言えないのですが、どこか味のあるもので見ていると可愛らしくなってくるので不思議なんです。
キングゲイナーの見どころ 4
「世界三大恥ずかしい告白シーン」の一つ。これは何かといいますと、アニメ史上で視聴者が見ていて恥ずかしい告白シーンを指します。ゲイナーが自分の思考を読む敵と戦い、苦戦した際に思い人である「サラ・コダマ」に愛をぶつけて叫ぶというものなのですが、これが敵の能力で全世界の人々に届いてしまったという恥ずかしすぎるエピソードとなっています。
是非とも一度見て頂きたい、そしてこの恥ずかしさを体験してもらいたいと思います。
因みに残り二つの作品は「機動武闘伝Gガンダム」「交響詩篇エウレカセブン」となっております。
OVERMANキングゲイナーの魅力
これ以外にもVERMANキングゲイナーの魅力はいろいろとあります。
ストーリーの面白さ、キャラクターの魅力など様々なポイントがあり、見て損のない作品となっています。
(C) SUNRISE・BV・WOWOW
思った事を何でも!ネガティブOK!