脳科学で人格をコントロールできる?

人格を変える脳科学の研究が行われていたという事実をご存じですか?

闇の脳科学?完全な人間を作る?!

ロバート・ガルブレイス・ヒースという脳科学者のアメリカでの研究した内容をまとめた、ローン・フランクの著書です。
「脳の深部に電気ショックを与えてその人物の趣味趣向・人格を変えてしまう」という恐ろしい実験の内容が事細かに記されています。

これはフィクションではありません。
当時のアメリカで一大流行した脳科学の実験なのです。

戦後のアメリカでは戦時中のPTSDによるうつ病、精神病が社会の大きな問題でした。
これまで対処療法しかなかった精神医療が脚光を浴び始めた時代でもあります。

脳深部刺激療法

「脳深部刺激療法」はロバート・ガルブレイス・ヒースという一人の天才脳科学者が、国から莫大な予算を得て始めた大規模なプロジェクトでした。
「サイコパス」「依存症」「うつ病」「てんかん」「パーキンソン病」、そして「小児性愛」「性犯罪者」さえも矯正可能であるという夢のような治療法。
軍事転用すれば、冷酷な兵士を人工的に生み出せるだろうと考えられ、かつての軍部は彼の研究に大いに期待をしました。

そして恐るべきことに、彼の実験は成功します。
同性愛者を異性愛者、暴力行為を一切しなくなった若者、メンタル疾患が消えた患者・・・次々と成功する実験と治療は人々に希望をもたらします。
しかし一方で、実験によって精神が壊れてしまった人、廃人になってしまった重症患者が少なからずいたのです。

さて、ヒースの実験はどのような場所で行われていたのでしょうか。それは巨大な精神病院の隣でした。
どんな重症患者でも受け入れる大病院の隣で実験ができる。彼は多いに喜び、実験に没頭していきました。

B-19

有名な実験のひとつに「B-19」の手記があります。

彼は同性愛者でした。当時に同性愛は精神病であるとされており、彼も巨大な精神病院の患者の一人です。
彼の脳には九つの電極が埋め込まれ、そこから脳の深部へ電流が流れます。

電流が流れる脳の場所は、ヒースが研究に研究を重ねて結論づけた「人間の人格を形成する部分」でした。
一定の回数電流刺激を受けたB-19は、病室で売春婦と二人きりの時間を過ごします。
最初は会話もなかった二人ですが、次第にB-19に「彼女に触れたい」という欲求が起こり始めました。
電流の刺激は、彼の性的嗜好を変えてしまったのです。

隠された実験

このような実験が、何故今まで世間から忘れ去られていたのでしょうか?
それは国の組織が大きくかかわっていたからなのでしょうか?

脳科学会はヒースの論文をすべて覆い隠していました。そして今、再びこの悪魔の技術が我々にもたらされたのです。
最新の精神医療は、人格や趣味趣向までも変えてしまうという恐ろしい事実がそこにあります。

自分の性格や思考に悩まされることのない未来がもうすぐ来るのかもしれません。

※画像はイメージです。

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