予言を外した時はどう立ち回るべきか?

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2025年7月5日の災害の予言が話題に上がっていたが、結局外れたようである。
一応7月中という解釈もあるようだが、そういうのを認めれば、際限なく条件が弛んでしまうのが予言というものだ。

予言者が予言を外すのは、当たり前の事である。

プロ野球選手が打席で凡退したからといって、即座に存在を否定されるような事はない筈だ。
100パーセント当てるのは、神の領域である。だが、ここ一番の場面、注目が集まっている時、影響が大きい予言を外すというのは、リスクが大きい事だ。

あなたが予知能力を手にした時、どうしても付いて回る「外した時」について、予め考えておくべきだろう。

目次

2025年7月5日の予言と予防線

参考として、7月5日の予言を参照しよう。

直接的な言及は、日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火)し、太平洋周辺の国に大津波が押し寄せた・・・これである。

海底火山の噴火はないし、津波も来ていない。予言が外れた言わざるを得ない。
だが実は、予言者本人は、これを予言と明言していない。
前の予言の時から首尾一貫して「そういう夢を見た」と説明しているだけである。
周りの人達が、「この人の夢は当たる」と信じるが故に、予言者扱いされているだけの事である。

この二重構造は、外した時の防衛手段としてとても有効で、9割9分の批判を受け付けない。

「私が見た未来」

というショッキングなタイトルが付いているが、実際には夢の話をしているだけだ。
どこまで行ってもただの夢なので、信じる方に責任転嫁できる。騙したと言われる筋合いもない。

「私が思う」

ですらない。

ただの事実しか述べていない。

「あなたの事を殺す」
「あなたの事を殺したい」

と言えば問題になるが、

「あなたの事を殺す夢を見た」
「夢の中の自分は、あなたの事を殺したいと考えていた」

と言うなら、単に実行を伴わない事実を述べているだけだ。
だが、批判を意地でも引っ込めない残り1分、これを防がなくては完璧とは言えない。

往々にしてSNSを炎上させるような輩というのは、残りの1分、上げた拳を振り下ろさずには済まない、声量ばかり100倍ある人々だ。
彼女はこれを防ぎ切れていないという点で、完全に上手くやったとは言い難い。
真似するだけでは危ない。

防御完璧な予言者

ここは幅広い視点で、より偉大な先達に倣うのが良いだろう。といって、有名処の予言者というのは、そこまで多くはない。
何故なら、予言者は当たるまでは注目されず、当たった後は忘れられるからだ。

そんな中で今も忘れられていない大物と言えば、ミシェル・ノストラダムスに他ならない。

彼は、1555年に『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』を発表し、1999年の「恐怖の大王」について言及した。
結果として、実際の1999年には恐怖の大王は訪れなかった。

ところが驚くべき事に、当時、SNSには彼を非難する意見は見られなかった。
匿名掲示板のまとめサイトでも、ノストラダムスを炎上させようという動きはない。
本人へ電凸したとか、スネークしたといった話もない。
つまり彼は、極めて影響の大きい予言をしつつ、完璧な防衛に成功したという事である。

我々は、彼に学ぼう。

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「当たり前」本当に?

ノストラダムスがSNSで炎上しなかった理由。
それは、SNSがまだ始まっていなかったからだ。
炎上の主役のSNSと言えばツイッターだが、サービス開始は2006年であるから、まだ存在しない。
mixiが2004年、日本最初のSNSと言われるmyprofile.jpが2002年である。

この時代に生きていない者にとっても、確実に「SNSの炎上はなかった」と言い切れるだろう。

次に匿名掲示板サイト、つまり2ちゃんねるのまとめサイトであるが、これも炎上は発生していないと言って良い。
2ちゃんねるの発足は1999年5月であり、キュレーション、つまりまとめサイトの登場は2000年代を待たねばならない。

発足当初の2ちゃんねるは、嘘を嘘と見抜ける知識層しか参加していなかった。
当然彼らは「予言」という言葉のニュアンスも理解できるのだから、外れた時に怒る人が発生するのは理論的に不可能だ。

残るは口コミとテレビ、ラジオなどのオールドメディアだが、これに対してもノストラダムスの防衛は完璧だった。
何故なら、彼は1566年にこの世を去っている。
オールドメディアがどんなに口汚く彼を罵ったとしても、彼には届かない。

無論、遺族が炎上する例もあるが、500年も経つと一族が続いていれば膨大な数になり標的が絞れず、滅んでいればそれだけだ。
その上、彼の国籍はフランスである。
彼の予言を殊更喧伝した五島勉氏は日本語話者であるから、炎上は日本を中心として起こるだけで、フランスへの影響は軽微だ。

予言の正しい使い方

お分かりだろうか。
ノストラダムスは完璧と言える方法で、炎上を回避している。
批判されそうな時代と場所と自分の状況を徹底して避け、予言を残したのだ。

あなたが予知能力を持った場合、これに従うと良いだろう。
すなわち、遠い国の、遠い未来の予言である。
そこの社会情勢なども予知できるなら、出来るだけ戦乱や飢饉など、問題が頻発している時代が良い。

平和だと、要らぬ注目が集まり炎上させる方も全力で来る。
そうではなくて、予言で目の前の誰かを助けたいと考えるなら、その誰かにだけ伝えれば良い。
おおよそ予知能力は、自らの名声を高めるためのツールとしては不適切だ。
何しろ、予言は伝える事によって未来を動かしてしまう。

「君は明日車に轢かれて死ぬ」

という予言を伝えた人が、1日家にこもって回避できたとすれば、それはもう予言の誤りでしかない。

逆に運命的は確定しており、予言を伝えても決して回避出来ないなら、あなたに何かが出来るとは考えない事だ。
予言、すなわち予知能力がある時、それを公表して地位を得るのはリスクでしかない。
あなたはただ、自らの財産や健康のため、ひっそりと予知能力を使い、それによって築いた地位によって、影響を世界に与えれば良いのだ。

予知能力を手に入れたら、意識してみると良い。
表に出ているのは、氷山の一角のお調子者。
実際には、信じられない判断をした英雄や、神がかり的な売買で財を築いたトレーダーなどが、本物の予知能力を隠して成功しているかも知れないのだ。

参考
ウィキペディア 2ちゃんねる (2ch.net)、ノストラダムス、ソーシャル・ネットワーク・サービス
防災ニッポン「2025年7月に大地震が起きるって本当?わかっていることをまとめました。」

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