4号戦車はドイツの第2次世界大戦の間、ずっと主力戦車として戦った戦車です。
第2次世界大戦のドイツを支えた4号戦車を見ていきましょう。
第2次世界大戦直前、ドイツは列強から軍備を制限されていましたが密かに新型戦車の開発を続けてきました。
そこで開発されたのが3号戦車と4号戦車です。
3号戦車は37mm砲の小型軽量戦車で、4号戦車は75mm砲を供えた後方支援戦車という扱いでした。ドイツは電撃作戦で周辺諸国を侵略、占領していたわけですが、軽量でスピードの早い3号戦車が都合が良かったのでしょう。
が・・・大方の戦車フリークの見方通り、3号戦車のパワー不足がすぐに露呈します。スペックでみても他国の戦車に見劣りする3号戦車で、よくもまあ他国を侵略したもんです。まあもっとも、他国も第1時世界大戦のあとで嫌戦空気が支配していたという事が理由でも有りますけど。
ドイツは、ソ連のT-34に3号戦車ではまぁったく歯がたたない事から4号戦車のバージョンアップが図られます。銃身を伸ばし、砲塔の周囲に追加武装を装備する事によってT34戦車に対抗しようとするわけです。
その間にドイツは5号タイガー戦車、6号パンター戦車を開発します。パンター戦車はT34に倣いs前方は傾斜装甲を採用する事によって被弾強度をあげようとする戦車でした。
そうやって、T34戦車やアメリカのシャーマン戦車に対抗しようとするわけですが、ここで一つ問題が出てきました。
それは「ドイツの工業生産力がアメリやと比較してしょぼい」という事です。
アメリカは戦争が始まると自動車工場をすべて戦車工場に転換します。それによって大量に製造されたアメリカ戦車、アメリカの戦車の生産数はドイツのほぼ2倍、またソ連の戦車生産数もアメリカと同じ程度だそうです。
つまりドイツは戦車1台に対して4台の戦車を相手にしたわけですね。また、ドイツのパンター戦車が700台程度だったのに対してソ連の戦車が13000台という記録も有ります。どちらにせよ、数の力で最後はドイツは負けてしまったのでした。
戦車の性能ではドイツはアメリカやソ連と比較して性能が勝っていたわけです。
その中で数々の改良を加えられ、ドイツの為の戦った4号戦車はWW2のドイツの象徴とよぶべきでしょう。
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コメント一覧 (2件)
誤字気になるわ
酔うて書いとるんか?
誤字があれば修正しますのでご指摘くださいね。
ありがとうございます。