入隊同期の仲間と人間関係

人間関係や身近に理解できない人がいる・・・そんな悩みはどこに行っても無くならないですよね?
それは自衛隊においても入隊直後は非常に強く感じました。

特に入隊後は新隊員教育が前期教育3ヵ月、後期教育3ヵ月の半年間あり、その時は生活環境が大きく変わる事も含めて非常にストレスになりました。

その中で同期との人間関係は大きいです。
入隊時の年齢も下は高校卒業したての18歳から始まり、フリーターや専門学校卒業のハタチ前後の者、大学卒や社会人経験者の20代前半から半ばの人と割と幅広く、 地域や年次の違いもあるかもしれませんがボリュームゾーンと呼べるような集中している年齢も少なく、本当にまちまちな年齢です。

また出身地も前期教育は割と地元で固まりやすいのですが、後期教育からは職種も決まってくるので出身も色々となってきます。(前期教育については2等陸士からスタートの一般試験のケースです)
なので、年齢も出身もバラバラなので最初はコミュニケーションをとるのも難しい場面が多かったです。

ましてや18歳から22歳くらいで社会人経験が無かったり少なかったりだと大変と感じやすいと思います。
ですが、自衛隊の文化でこれは良かった、助かったなと思えるのは同期の間では敬語を使って話をするなというものです。
自衛隊はあくまで入隊の順番、一般的にいう年次で先輩後輩が全て決まり年齢は関係ないが原則です。

よって同期であるなら年齢が違っても同期で横並びの関係である、ということです。
この同期に敬語を使わなくて良い事によって、同期の間での年齢による上下関係が形成されず、フラットな関係が出来ていくのでそこが大きいのです。

時間の経過とともに打ち解けてくれば年齢が4歳くらい違えど、気を遣って話をせずにからかったりして気楽に話せたりも出来るようになるのでそこが大きく助かりました。

とはいえ、やはり考え方が合わない相手もいます。これはもう致し方ないです。
ですが年齢を気にせず、敬語も使わずに話をすれば良いので本音を言いやすいです。

敬語で話をすると人はなかなか本音を言いにくく、ましてや同じ立場とはいえ年上が相手となると尚更です。これは退職後に会社勤めを経験すると強く実感します。

今にして思うと、自衛隊時代の同期が一番本音で言い合い、理解し合えた仲間たちだったかなと思います。
ドロドロとした足の引っ張り合いのようなものも本当に無かったです。
心底理解し合えたと思える相手は人生において簡単には出てこないので、非常に貴重な経験だったなと思います。

※写真はイメージです。

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