宗教と太平洋戦争

私は信仰していませんが、両親はある新興宗教を信者でしたが戦争時どうだったのだろうか?

とくに母型の祖母は熱心で人助けをするというのが主な教義、やっている人はともかく教えは正しいし素晴らしいと思いました。
しかし戦争というのはそういう宗教団体にも少なからず影響があったようです。

私の遠縁ではありますが、親戚が太平洋戦争で二人戦死しています。
戦争という記憶が私たちや団体の中にも辛い記憶として残ってしまっている残念な話ですが、子供ながらにそこについて納得できなかったことがあり祖母に聞いた事がありました。

人を助けるとか、人の幸福を求め、自分の欲、つまり業を否定し人間修行をしているのに、戦争という形で人を殺す事に加担してしまったのは、教えとやはり矛盾が生じるのではないのか?と聞いた事ありました。
現に祖父は死にはしませんでしたが、赤紙が来て招集されて海軍で軍務をしていました。殺人を肯定する話ではありますが、宗教としてそれを今でいうなら、左傾的に反対運動をすべきだったのではないのか?と私は思ったわけです。

すると祖母はそうした疑問に口が重く、そうせざるを得ないという状況だったという感じの回答をしたように思います。
確かに教えとしては決してしてはならない、戦争という殺人行為ですが、大きな社会の流れでは宗教という概念以前に国家の一員として協力せざるを得ない状況になっていったというのが事実。

戦後は、当然荒れ果てた国土で身よりの無い人を救済するために、身を粉にして頑張ったと言っています。人を救済するという考えは変わらなくても、やはり戦争という国家が関わる事には宗教も、なかなか信念を貫くというのは難しくなるのかなと思うところです。

そして宗教の教えとして、政治に関与しないという考えらしい。
つまり反戦活動もしないのは、政治に関わらないという概念からかもしれません。

※画像はイメージです。特定の宗教や団体と関係はありません。

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