フィールド運営をリスク対策から考える

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日本赤十字の講習に参加してきました。
サバゲー歴6年のSUNNYです。

このたび、赤十字救急法基礎講習会と救急員養成講習会に参加し、「赤十字救急法基礎講習修了証」と「赤十字救急法救急員認定証」の交付を受けました。

その講習の中で、大変重要な内容がありましたので、特にフィールド運営される方に、この場を借りて報告と提言をさせていただきます。

「サバゲーは自己責任」で済ませられる時代は終わっている

以前の記事でも少し書きましたが、フィールドとは、管理者が空き地をポンと利用者に貸し出すだけのサービス?そんな時代は終わっています。

各フィールドとも、各種レンタルやフードの提供、空調設備の導入などなど、たくさんの努力と工夫を重ね、集客に努力しているのが実情ですが、もっと大切で根本的な、事故やトラブルの予防、緊急対応マニュアルの製作など、「利用者(お客様)のリスク軽減」に取り組んでみてはいかがでしょうか。

起こりうる事故を予想してみる

フィールドの環境によってまちまちかもしれませんが、少なからず利用者が傷病者となってしまうリスクは存在すると思います。
一般的に考えて想定しておかなければならない事故は以下の通りでしょうか。

怪我
捻挫・打撲・骨折・脳震盪・切り傷・擦り傷・刺し傷

病気
熱中症・脳梗塞・心不全

想定上の事故を対策する

上記にあげた事故は起きないに越したことはありません。
まずは利用者それぞれが自己防衛として保護具の使用や体調の管理を行うことは当然ですが、それでもリスクが無くなることはありません。フィールド管理者は積極的に予防策を講じるべきです。

予防策(怪我)

  • ゲーム開始前にストレッチを勧める
  • 攻略上必要のない、転倒の原因となる障害物(倒木、穴、岩など)の除去
  • 1m以上の段差に落下防止の柵や階段、はしごの設置
  • 速度が付いた状態での出会いがしらの衝突を招くようなレイアウトの変更
  • 再利用している廃材に付いた釘、トゲ、その他鋭利な部分がないか定期的な点検

予防策(病気)

  • セーフティーや管理棟に温度計を設置
  • 常時日陰となる場所を用意
  • 水分補給を定期的に勧める

※AEDは買うと20万円以上、レンタルでも1万円/日くらいかかります。現実的に考えてきびしいですね。

それでも、もし事故が起こったら

フィールド管理者が、より良いフィールドづくりを目指していたにもかかわらず、万が一何かしらの事故が起こった場合、そこからがフィールドとしての真の価値が求められます。

迅速な対応ができるように以下のことだけでも最低限準備しておきましょう。

※大出血や呼吸停止など緊急性が高い場合や、傷病者を動かせない状況などは遠慮せずに119番へ連絡しましょう。

最寄りの救急対応病院への経路、時間を調べておく

サバゲー開催は多くの場合が休日です。通常の病院は休診であることを忘れずに。
また、自家用車での搬送が可能な場合は救急車を呼ばない判断も大切です。

最寄りの救急対応病院と消防署へフィールドの場所と内容を教えておく、サバゲーは一般的には特殊なアクティビティであり、場所も僻地であることが多いです。
万が一の際に少しでも予備知識として情報が伝わっていれば、状況の悪化を止めることができます。

応急用の救急品を常備しておく

絆創膏などのちょっとしたものや骨折の際の副子(添え木)などの救急用品があるといいでしょう。
ただし、販売したり薬剤の塗布などを行うと法律に抵触する可能性がありますので、あくまでも応急処置として行ってください。
(処置後は医療機関での診察を進めるという意味です)

救急車の最短到着時間を把握しておく

状況により救急搬送を依頼した際、最寄りの消防署等から最短で救急車が来る時間を把握しておきましょう。
例えば、傷病者に止血、心肺蘇生、人工呼吸などが必要な場合、救急隊と交代するまでそれを続ける必要があります。

出来れば然るべき知識と技術を学ぼう

今回の救急員養成講習会に参加して、非常に多くのことを学びました。
とくにフィールド管理の立場におられる方には、ぜひとも受講をお勧めしたいと思います。

何やかんやで休日を3日ほど消化するので大変かとは思いますが、得られるものは決して少なくありません。
「フィールドマスターは赤十字救急法救急員です」とPRすれば利用者さんもきっと安心です。

ぜひ一度検討してみてください。


Writing by SUNNY

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