六甲山縦走大会という56キロを1日で歩き通す大会?!

山道と街角の56キロを1日で歩くというシュールで過酷な縦走大会があります。

登山と言えばみなさん、上に上に高いところに向かって登って行くというイメージがあると思いますが、そうではなく、それほど高くない所をひたすら歩く、縦走と言うものをご存知ですか?
特に有名なコースが神戸市の須磨と言うところから、宝塚市と言うところまで、公称56キロの六甲山縦走路というコースがあります。
さらにはそれを一日で歩き通す六甲山縦走大会なるイベントが、年何回か実施されているのです。

その過酷さたるや、少なくともフルマラソンよりは上、軍隊の行軍を遥かに凌ぐ位ではないかと毎回思ってしまいます。
一日分の食料や水分、着替えを背負って、朝の5時位にスタート、ゴール到着は遅ければ夜の11時位になります。
ポイントポイントでの関門はありますが、軍隊のような規律はなく、休憩も自由ですが、累計標高差3000メートルの山道を一日中登り下りするという、言葉だけならなんともシュールな行動です。

何度かその大会に参加した事があるのですが(完走しましたよ!)、スタートしてすぐに何でこんなことしてるんやろ・・・という後悔の念に捕らわれます。大会なので何千人という参加者がいるわけなので、山道の急な所では大渋滞を起こし、何十分と足留めを食らうことになり、休憩になるとは言え、立ったままだし、段々と寒くなってくるしとなるわけです。

前半は山道だけでなく、街中もあるので、まだそうでもありませんが、地獄なのは後半で、全て山の中、しかも眺めもないので、黙々と歩く事になります。
しかもその頃には回りのみんな(少なくとも私くらいの戦闘力の人は)

疲れ果ていて、まともに歩けず、しゃべる気力もなく、座り混む人、動けなくなる人、泣き出す人もいて、楽しい歩きとは程遠い雰囲気になってきます。
しかもコースの地形や交通網上、後半戦に突入した後はエスケープも出来なくなるので、時間オーバーしてもゴールまでたどり着つくか、遭難者として救助されしかなくなるという事になります。

そしてゴール出来ても、膝はボロボロ、内臓も何だか調子がおかしくなり、少なくとも普通の人は一週間は後遺症に悩まされるという、何とも過酷な大会があります。

でもやり通して、全身筋肉痛と内臓不調からの復活後は確実に体が1ランク強靭になった事を実感できます。
ミリタリー好きな方も、ぜひ一度行軍感覚で参加してみて下さい。なんやかんやで面白いですよ。
こんなイベントですがなんと主催は自治体なんです。

※2021年度はコロナの影響で中止のようです。
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