陸上自衛隊入浴支援を体験しました

自衛隊の話

西日本豪雨により筆者の地元である広島県三原市は断水が続く状態になってしまいました。
そんな地元に陸上自衛隊の入浴支援が来た体験を紹介します。

西日本豪雨で被災

7月6日から降り続く豪雨で筆者の住む広島県三原市では7日に沼田川が氾濫して沼田川のすぐそばにある水道施設が被害を受けて断水してしまいました。
水道の復旧がいつになるか分からないので風呂は当分我慢かなと諦めていた時に自衛隊が入浴支援を始めたと近所の人から聞いたのが断水から3日目の7月10日でした。

第101補給大隊

入浴支援が行われていたのは避難所となっている本郷生涯学習センターでした。
そこに自衛隊の車輛とテントが並んでいます。

浴場となっているテントの入り口には暖簾があります。「京の湯」と書かれていました。
入浴支援に来てくれたのは京都府にある桂駐屯地の第101補給大隊でした。

中部方面隊の補給部隊で平成29年3月に編成されたばかりの新しい部隊です。
暖簾をスマホで撮影していると隊員の皆さんが暖簾と看板を整えて撮影しやすいようにしてくれた時に「新しい部隊なので広めてください」とおっしゃるぐらいアグレッシブルな部隊です。

陸上自衛隊のお風呂

入浴支援には陸上自衛隊の野外入浴セット2型が使われました。
トレーラーで運ぶボイラーで湯を沸かしポンプで浴槽やシャワーへ湯を送るのです。

浴場の構造は大型のテントにスノコを敷いて服を入れるカゴに扇風機と冷風器が置かれた脱衣所と浴槽とシャワースタンドがある浴室に分かれている。
浴槽はパイプを箱型に繋いで作った枠にシートを張って作られたものだ。
シートはきつく張ってあり浴槽が簡単に壊れる心配はない出来になっていました。

自衛隊の努力と気遣いに感謝

入浴支援を行う時の様子を少し紹介します。

まず訪れた人を隊員が確認するとシャワーと浴槽どちらを利用するか尋ねて浴場のテント内に居る隊員へ空いているか尋ねる。空いていると入れる。
浴場で浴槽の量や次の人が入れるか見ている隊員さんは浴槽の湯に洗剤の泡が落ちているとすぐに桶で拾う気遣いをしてくれた。

また湯を供給する為に夜もタンク車が走り新しい水を運んで来る。
快適に湯を断たせないように頑張る隊員の方々には頭が下がります。


Writing by 葛城マサカズ
ミリタリーと歴史の記事に架空戦記小説をネットで書いています。