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秘密結社探究~国内編

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以前秘密結社に関して調べた際、その興味深さとボリュームに国外編だけで紙面が埋まってしまったので、今回は改めて国内に存在した。
あるいは現存すると言われている秘密結社を探究していこうと思う。

本題に入る前に秘密結社の定義と国外の秘密結社の特色について軽く整理する。
秘密結社の定義で大半を占めているのは『秘匿』という性質。活動内容や加入条件、場合によっては構成員や拠点なども秘匿している。
この秘密結社の持つ性質によって、一般からは度々陰謀の根源のように距離を取られたり逆に踏み込まれようとしたりしている。特色は各秘密結社を調べると『反政府主義的思想の議論場』や『やや特殊な性癖を発散する仲間内の集まり』など、一般で囁かれるオカルトチックなもの以外にも種類があることがわかる。
これらを踏まえて、国内で発足したとされる秘密結社の一部に触れていく。

目次

八咫烏

正式名称を八咫烏陰陽道(やたがらすおんみょうどう)という。名から連想できる通り、陰陽道他神道の流れを組むこの組織は賀茂一族を中心に据え宮中祭祀を執り行ってきたとされている。
八咫烏といえば日本神話に登場する導きの神で三本足のカラスの姿で描写されているが、組織八咫烏にも足の数にちなんで三人の最高指導者が存在するといわれている。

活動内容としては天皇に仕え、日常的な世話の他に天皇の身に危険が及んだ際は誰に悟られることなくその御身を逃がす役割も担っていたという。そんな表立つことがない立ち位置ゆえか、「実は裏で天皇を操り政を牛耳っていたのでは」というイメージがつき『裏天皇』という俗称で呼ばれることもあるのだとか。

他宗教的秘密組織

昨今は多神教によって崇拝の自由がある我が国にも、江戸幕府時代の禁教令や大戦後GHQが政教分離のために発した神道指令の影響を受け、公に崇めてはいけない神が存在した時代がある。薩摩・人吉藩の浄土真宗弾圧による隠れ念仏の他、隠れキリシタンなどは特に聞き覚えがあると思う。

本来祀ってはいけない神的存在を秘密裏に崇拝する組織は、その性質からカルト色も濃くなる傾向がある。一神教が主である国外はもちろん、現代の我が国もこの性質が見られる。宗教的組織という括りでは平成初期から世間を脅かした某組織も脳裏に浮かぶが、活動内容は無差別テロの犯罪なので扱いが悩ましい所である。

特務機関という存在

「特務機関のような軍ないし国直轄の裏工作実働部隊は、当時からどの国もそれなりに抱えていて決して我が国特有の組織ではない」という点は留意すべきだが、今回は『秘匿』という特性に着目し国内の秘密組織として一部を取り上げる。

大戦中・・・旧軍時代、自軍に有利に戦況を運ぶために敵軍に対し工作を行ったとされる軍発足の組織であり、工作の内容も諜報から水面下での協力関係の構築など多岐にわたる。中には軍資金調達のために敵国内でこっそりと麻薬を密売するなど、なるほど表に出せない事もしていたようである。
時代をさらに遡るなら江戸幕府直属の密偵『御庭番』や南北朝?戦国時代にはすでに存在したとされる『隠密』なども含めるだろう。

国内の秘密結社の特色

国外の秘密結社と並べて眺めると、宗教…ひいてはカルト的思想のもと活動しているなど共通点のある組織も散見する。

一方で気になったのが、海外で秘密結社といえば反政府主義や特殊な性癖のような

『ちょっと公にはできないディープな趣味趣向を持った者たちがひっそり集う場所』
すなわち
『共通の秘匿したい性質を持った人間が集って組織を形成する』
という印象が強いのに対し、国内のそれは

『表の組織を円滑に運営するために作られた裏組織』
すなわち
『秘匿する必要のある組織の枠を形成しそこに構成する人材を投入する』
という特色の違い。

人が先か箱が先か、存在意義にも似た秘密結社が秘密結社たる所以…『なぜその組織が秘匿される必要があるのか』を国内外で比較した時、双方でややベクトルというか、傾向の違いを垣間見ることができる。
今紙の探究も中々浅層をザックリと紹介し特色をまとめた入門編となったので、前章で挙げたものの中で更に奥深い所へ興味を持ったならぜひ読者自身の手で調べてみてほしい。

※画像はイメージです

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