戦場への没入感のあるBGMが魅力の「戦場の狼」
「戦場の狼」は1985年にカプコンで発売された人気アーケードゲームです。
終始上空から見下ろした形の画面で主人公のスーパージョーがヘリから降下する場面から始まり、画面上部の敵基地目指して単身特攻を開始します。
特に敵地関門まで到達した際のBGMが緊迫感のあるものに仕上げられていていかにも戦場らしさを表現した楽曲だと思います。
また必ずすべての敵を倒す必要がなく喚問に到達した際に敵が画面外に消えた場合、その敵は逃げたということになって倒さずに済みます。
基本的に単独で行動しなければならない状況なので武器も敵を倒して奪うしかないというのも戦いのリアルさが追及されていると感じるところです。
時折、ただ逃亡するだけで何もしない緑色の服を着た敵がおりその敵は撃破することで大量の得点が入ります。
また敵もこちらからは見にくい場所に配置されていることがあり、油断しているとうっかりやられます。
こちらには搭載されない武器を敵が使ってくるのは驚きました。スーパージョーも八方向にしか射撃することができない設定になっているため死角をついた敵の攻撃にはとても対応できずノーミスでのクリアは非常に難しい作品のひとつです。
またこれといってボスのような存在がいないというのも特徴で各所に点在する敵軍基地を制圧するだけでクリアになります。
ジョーというと某映画で悲惨な結末を迎えた一兵士のことを思い出しますが幸い、このゲームのスーパージョーは無関係なようです。
© CAPCOM 「戦場の狼」
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