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南極観測船「しらせ」呉で4年ぶりの一般公開

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2023年9月16日(土曜日)と9月17日にかけて海上自衛隊呉基地で南極観測船「しらせ」が一般公開されました。
4年ぶりとなる呉での「しらせ」一般公開の模様を紹介します。

目次

南極観測船「しらせ」

「しらせ」は南極にある日本の昭和基地へ物資と交代の観測隊員を運ぶ任務を毎年行っています。
1年の半分ほどは南極と日本の航行や南極での活動をしている「しらせ」

日本で唯一、南極を行き来する「しらせ」は、日本に戻って来た際に日本各地の港へ行き、一般公開される。
少し前までは新型コロナウィルスの感染拡大もあり、港へ来ても一般公開まではされませんでした。
しかし、最近の規制緩和もあり護衛艦の一般公開再開もあって「しらせ」も一般公開が再開されました。

「しらせ」を見に呉へ行く

2023年9月15日(金曜日)に海上自衛隊呉基地に入港した「しらせ」
翌日の9月16日(土曜日)から17日(日曜日)にかけて「しらせ」が呉基地内で一般公開される事となりました。
公開初日の土曜日に見に行きました。
電車で呉駅に着きバスで会場の近くへ向かう事にしましたが、バスの中はなんと満員
今まで何度か呉に来てバスを利用しましたが、バスが通勤時間でも無いのに満員なのは珍しい。

乗客は自分を含めて呉市昭和町の海上自衛隊基地の近くにあるバス停で一斉に下車しました。
午後10時過ぎに着いた呉基地は既に多くの人が訪れていました。
無料駐車場も午前中早くには埋まったようで「しらせ」の知名度の高さを伺えます。

「しらせ」乗船

「しらせ」は呉基地のFバースと呼ばれる埠頭の奥に停泊していました。
Fバースには護衛艦「さみだれ」に掃海艦「えたじま」・訓練支援艦「くろべ」・輸送艦「しもきた」が並び「しらせ」に行くまでに色々な海自艦艇が眺められました。

そして辿り着いた「しらせ」
基準排水量1万2000トン、全長138mは大きい。
氷を船体で砕く構造から、上甲板までが高いので見上げるような大きさがある。

乗船しての見学は上甲板の通路から、ヘリ甲板とヘリの格納庫に繋がっていました。

「しらせ」後部のヘリ甲板では搭載しているMC-101掃海・輸送ヘリコプターが置かれ、ドアも開けられていたので機体内部も見られました。
格納庫では実物大のペンギンの人形と子供が並んで、親御さんが記念に撮影していたり、本物の南極の氷も触れました。

船橋にも上がれ、そこでは南極についてと「しらせ」が南極へ行く時の航路について自衛官が地図を使い説明をしていました。

更に、船橋から降りて観測隊員の居住区や食堂など船内も見る事ができました。

運行は海上自衛隊が担う「しらせ」ですが護衛艦と同じ所はあるものの、階段の傾斜や作りが急では無い、上甲板にコンテナの収容設備があるなど違う部分もあります。
南極の極地へ行く特殊な船の見学は見応えがありました。

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