私が5歳ぐらいの時に祖父から聞いた話で、 戦時中は満州にいたそうです。
陸軍の歩兵として満州にいた祖父ですが、その戦場の様子はすざまじかったようです。
戦場では最前線に配置されていたようで、相手の顔の表情が目に見える距離、つまり2、3メートル以内で敵と遭遇することも珍しくなかったようです。
戦時中でもあり敵と遭遇するということは、殺すか殺されるかの選択になってきます。
あまりの至近距離のため銃などは使うこともできず、殴り合いのケンカになることも多く、最終的には銃剣で絶命させるといった手段をとっていたようです。
また時には捕虜として捕らえられた敵兵もいたようですが、その扱いはヒドイもので、様々な情報を拷問のような方法を用いて聞き出した上で、まる太に縛り付けておいたようです。その状態で最終的には命乞いする敵兵を殺してしまった事もあるようです。
当時は上官の命令は絶対で従わない者は、自分自身の命も危ない時代でありました。
ちょっとグロテスクな話にもなりますが、上官の命令で敵兵を殺す役割を命じられた時のことです。
敵兵を座らせ刀で首を切断するという方法をとっていたようで、頭部を切断された敵兵が立ち上がって走り出し、ある程度の距離を逃げていった事があり、祖父はずっとトラウマだったようです。
Eyecatch image : See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons
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