少し前ですが2012年8月に陸上自衛隊、富士総合火力演習を観に行けたのでその時の体験談をお話しします。
それまでも、陸上自衛隊の駐屯地に見学に行った事はあったので戦車や野砲を間近でみて戦車の中に入らせてもらった事もありましたが、動いている物はもちろん、実弾を発射しているシーンは未体験だったのでかなり期待をして行きました。
結果から言うと最初から最後まで、私の期待は裏切られませんでした。もう6年近く前なので細かい構成などは覚えていないのでご容赦ください。
最初に印象的だったのが、榴弾砲などの実弾発射でした。会場にも4門の野砲がいましたが、会場から離れた場所からも会場前方の標的に着弾させていました。
何が印象的だったかと言うと着弾のタイミングをナレーションしていることでした。着弾の手前になると「3,2,ちゃくだーん、今!」というナレーションと同時に標的に着弾するのです。飛んでいる弾頭が見えているわけではないですからね。単純に凄いと感じました。
また野砲なんですが先程言った会場だけではない様々な場所に配置された野砲から発射のタイミングはずらし、着弾のタイミングを揃えなおかつ着弾煙で富士山の形を作る演目がありました。これもかなり感動しましたよ。
次に陸上自衛隊の主力の戦車、更に10式戦車も見ることが出来ました。みなさんもご存知だと思いますが、10式の家芸のスラローム射撃は感心しました。私が走りながらエアガンを撃ってもアレは無理です。また、戦車砲の発車音は榴弾砲より身体に響きました。単純に口径だけなら榴弾砲の方が大きいので榴弾砲の発車音の方が大きいと思っていましたが全く逆でしたね、さすが陸上自衛隊の主役と言った感じでした。
最後に地味ではありましたが、狙撃手が私的には一番カッコ良かったと今でも思っています。他の装備に比べればほぼ身体一つなので迫力という点では何とも言えないですが機械に頼らない射撃の正確さにプロを感じました。
富士総合火力演習の観覧席のチケットはなかなか入手できないとは思いますが、もし行けたなら私の体験談を思い出して見ていただけたら楽しんで貰える物と思い今回の記事とさせていただきます。
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※画像はイメージです
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