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ホラーアクションゲーム「スプラッターハウス」

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スプラッターハウスは1988年11月にナムコからリリースされ、やや軽快なSEと共にナタで敵の首を切り落とす、角材で壁に叩きつける・・・等の過激な残虐演出が話題となった横スクロールアクションのナムコの異色アーケードゲームです。

目次

ストーリー

超心理学の権威ウエスト博士は「死者蘇生」を研究してその結果、自ら生み出した数々の怪物に襲われ命を落としてしまいます。
彼の死後、住んでいた館は怪物達が徘徊する恐怖の館「スプラッターハウス」と化します。

そこに大学で超心理学を専攻している主人公「リック」と恋人「ジェニファー」が興味半分で足を踏み入れますが、怪物達の魔の手によって「ジェニファー」は館の奥深くに連れ去られ、「リック」は為す術もない倒されてしまいます。

薄れ行く意識の中、仮面の精霊「ヘルマスク」が現れ、憑依し授かった強大な力を駆使し「ジェニファー」を救出する為に「スプラッターハウス」の深部へとむかっていきます。

ゲーム解説

まずは仮面の精霊「ヘルマスク」、当時のホラー映画でも有名な13日の金曜日に登場する殺人鬼ジェイソンがかぶっていたマスクそっくりです。
当時はスプラッター系のオカルト映画が流行っており、その影響がゲームに表れています。

使用できる武器も多彩で、初めはパンチ、キックの素手ですが、スタートしてまもなく鉈が手に入り、ゲームが進むにつれて、角材やショットガンなどを使えるようになります。

ネタバレとなりますがこのゲームのスゴイところは、ゲーム中盤で「ジェニファー」が捕らえられている部屋にたどり着き、怪物共を退散させるのですが、「ジェニファー」の姿は怪物となり「リック」に襲い掛かってきます。

ある程度ダメージを与えると少しの間「ジェニファー」の姿に助けを懇願する演出がたまらなく切なく、なんとか撃退すると怪物の姿は「ジェニファー」に戻り、「ありがとう」とセリフを残して魂となり消えてしまいます。

そして元凶である「ヘルカオス」を倒す戦いに。

「ヘルカオス」を倒し全ての戦いが終わると、「ヘルマスク」が粉々にはじけ飛び、炎上する館をバックに主人公が佇み、とても寂しいBGMが流れます。
エンディングの後「ヘルマスク」画面に表れて高笑いし、後味悪さから一度見たら忘れる事ができないでしょう。

「スプラッターハウス」シリーズ

並みいる不気味なモンスターを相手に戦うリックの戦いは、前日譚のファミコン版、1、2、3そしてps3で発売したスプラッターハウスの5作品が発表されています。

おすすめとしてはプレステ3版。
全て作り直され3Dアクションになりアニメーションによるオープニングが追加されて、流血表現が前作までとは変わって一層激しくなっていますが、BGMがバリバリのロック調でゲームの演出が今風になったために独特なおどろおどろしさがなく、旧作ファンにはコレジャナイ感を感じてしまうかもしれません。

それでもなおこのプレステ3版をお勧めするのは、ファミコン版わんぱくグラフィティを除く4作品がプレイできる為であります。

ちなみにファミコン版のわんぱくグラフィティは残虐表現をなくしてキャラクターも2頭身の愛らしいデザインになり一般受けを狙った作品ですが、シリーズのファンだった人たちには不評だった作品です。

トリビアなこと

ジェイソンというとチェーンソーを持っているイメージですが、実際に映画で使って殺人を行っているのは鉈等であり、チェーンソーを使って殺人を行った事はおろか使った事さえもありません。

この誤解は、おそらくテレビで放送された志村けんのバカ殿様などで使われたパロディによって広まってしまったものと思います。あえてチェーンソーといえば、死霊のはらわたシリーズの女装癖のある殺人鬼ババソーヤが使用しています。

(C) 1988 スプラッターハウス NAMCO

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コメント一覧 (1件)

  • TOOOさん
    初めまして。こちらに寄稿させていただいている、MKです。

    『スプラッターハウス』、インパクトありましたね。

    ジェニファーが改造されてしまった姿の笑い声、
    「へ――――――――ーっへっへっへはっはっはっはっはーーーーーーーっっ」
    が大好きでした。

    更にダメージ受けるとジェニファーに戻り、
    「エリック、どこにいるの?」
    また変身して、
    「へ――――――――ーっへっへっへはっはっはっはっはーーーーーーーっっ」
    再度殴られると
    「エリック、エリック!」
    「へ――――――――ーっへっへっへはっはっはっはっはーーーーーーーっっ」
    この繰り返しが最高です。

    下水道にいて棒で殴られると飛び散る液体状のヤツや、主人公に襲い掛かるよりも殺された仲間の死体食うのを優先させる意地汚い犬なんかも、味がありました。

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