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ゲーセンが閉店してからも友人達と語り合ったあの頃

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今回はアーケードゲームの中でも一番熱中した、カプコンの「ストリートファイター2」についての体験談をお話します。

私は大学入学後、帰り道にあるゲームセンターに立ち寄るようになってました。
ほぼ毎日のようにゲームセンター通いを続けてるうち、同じように毎日ゲームセンターに来る常連と仲良くなって友人に。

お互いゲームが大好きで、普通にクリアするだけでなく1コインクリア、1コインクリアが出来ればノーミスクリア、ノーミスクリアが出来れば点数稼ぎプレイ、ある程度稼げるようになったら全国一のハイスコアラーを目指すといった感じで、良くも悪くもドンドンゲームに熱中していきました。
そんな中、私に衝撃を与えたのがカプコンの「ストリートファイター2」です。

最初は1コインクリアを目指しました。
数日後には1コインクリア出来るようになり、その後は全キャラで1コインクリアを目指します。
敵のアルゴリズムは大体認識してるので、全8キャラでのクリアはそう難しくはありませんでした。

全キャラ1コインクリアを果たすと、次はノーミスクリアやオールパーファクトを目指します。
これもクリアしてしまったら、点数稼ぎへと入りました。
例えば敵の序盤の敵は防御力が低いので、打撃技ではなく一定ダメージの投げを多用するとか。
HPギリギリになると、ある程度のダメージを与える基本技よりも飛び道具(波動拳等の威力の弱い必殺技)や掴み技の方が点数効率は上がる技を選んだり。
最終的には敵と相打ち(ダブルKO)し、ROUND数を多くして点数を稼ぐ等。

このように一人用でも十分な魅力はあったのですが、さらに火をつけたのが対戦プレイです。
一人用だと1プレイで30分ぐらいは楽しめるものの、対戦プレイだと負ければそれで終わり。最短なら30秒もかかりません。

最初はもったいないな~と思ったものの、対戦プレイをしたら超ハマりました。
すでにダブルKOまで出来る程CPUのアルゴリズムを把握してましたが、対人間となると全然勝手が違うんです。
相手の動きだけでなく、大戦で使える技や動きも色々覚えなければなりません。

例えばガイルなら、地上戦なら中足払い、対空ならリフトアッパー、自分の真上に敵がいるならレバーニュートラル+中キックで出るスラストキック。敵の足払いを潰すならリバーススピンキック、ニ回転するドライゴンスィーブと最初のモーションが似てるしゃがみ弱キックをフェイント。
敵の飛び道具をソニックブームで打ち消したらスピニングバックナックルor余裕があるならドラゴンスィーブで転ばせる等。
ある程度対戦で有効な技が出揃ってきても、さらなる高等技を開発していきます。

例えば相手の飛び蹴りを立ちガードすると見せかけて攻撃ボタンを早めに押させ、攻撃の当たる瞬間にしゃがんで回避する等。回避した後はそのまま投げるもよし、弱キック連打と同時押しを絡めて相手をピヨらせて勝負を一機につけたり。
今ではどれも確立された技ですが、当時は手探りです。

しかもネット等による情報交換もなく、情報は自分達しかありません(たまに他ゲームセンターや遠方から来た遠征組と情報交換はしますが)。こういった事を常連達と閉店まで話し、熱中した時はゲームセンターが閉店後も店前で話し合っていました。気づけば空は明るくなって、またゲームセンターが営業しだし、閉店後~開店まで語り合った理論を早速実践したりという事も。

今から思うと異常に見られるこの現象ですが、当時は私達だけでなく全国の至る所であったんですよね・・・。
現在もゲームは大好きですが、あの頃の熱の入りようはすごかったな~と今でも格闘ゲームを見ると思い出したりしています。

※画像はイメージです。

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