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練習艦隊の護衛艦「すずつき」呉寄港

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2022年3月13日、護衛艦「すずつき」を見に呉へ行きました。
呉では珍しい「あきづき」型護衛艦の来訪
それは練習艦隊としての寄港でした。

目次

練習艦隊出港

2022年(令和4年)3月12日に広島県江田島市にある海上自衛隊幹部候補生学校の卒業式が行われました。
海上自衛隊幹部候補生学校は海上自衛隊の幹部自衛官を養成する学校である。ここを卒業すると初級幹部になり、艦艇や航空機など部隊で勤務する為の知識と技能の教育が始まる。

その最初となるのが練習艦隊による練習航海である。
幹部候補生学校の卒業式に続いて初級幹部達は練習艦隊に乗り込み、練習航海に出発します。海上自衛官の幹部自衛官の基本である船乗りとしての実地教育になります。

今回の練習艦隊は近海練習航海を行う練習艦「かしま」・「しまかぜ」に訓練支援艦「てんりゅう」の部隊と、外洋練習航海を行う護衛艦「すずづき」に分かれています。

近海練習艦隊は第72期一般幹部候補生課程修了者約160名が乗り込み、外洋練習航海は第74期飛行幹部候補生課程修了者54名が参加している。
合わせて4隻の練習艦隊は江田島沖から出港し、「すずつき」だけが呉の海自基地に入港しました。

「すずつき」を見に呉へ

江田島からすぐに呉へ入港した「すずつき」
これは見に行かねばならないと思いましたね。

「すずつき」は「あきづき」型護衛艦の3番艦で母港は佐世保である。
そもそも呉を母港とする「あきづき」型は無いので呉で見られるのは貴重な事なのだ。見逃す訳にはいかない。
日曜である3月13日の朝に私はJRを乗り継ぎ、呉市へ向かうのでした。

呉駅に着いてすぐに向かうのは呉港だ。
ここには呉基地の艦艇を眺められる遊覧船を運行する「艦船めぐり」が乗れる。
艦艇を間近で見る一番の方法はこれしかない。早速、最初の便で切符を買う。

呉基地の埠頭で停泊する「すずつき」は護衛艦「かが」の右隣に位置していた。防空能力を高めた新しい護衛艦として作られた「あきづき」型と、F-35戦闘機の運用が可能となった「いずも」型が並ぶと新しい時代の護衛艦隊と言う姿に見える。
(「かが」がF-35を搭載できる改修はこれからだが)

以前見た「あさひ」型護衛艦と似ている形状だが、艦橋にあるフェイズドアレイ・レーダーの色が違う。
「あさひ」型は艦の色と同じグレー系だが、「あきづき」型は白である。
これは搭載しているフェイズドアレイ・レーダーが違うからだ。
「あさひ」型はOPY-1で「あきづき」型はFCS-3Aと違うのだ。

「あきづき」型は弾道ミサイル迎撃を行うイージス艦を守ると言う役目で、防空能力を高めた護衛艦になっている。
広範囲の探知能力と共に、ミサイルと主砲も一手に射撃管制できる機能があるのがFCS-3Aである。

そんな「あきづき」型の「すずつき」は3月14日に呉港を出港
ベトナム・シンガポール・フィリピンにグアムへ親善訪問も行う練習航海に出発した。

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