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潜水救難艦と掃海管制艇が見れた「たまの港フェスティバル」

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5月18日と19日にかけて開催された岡山県玉野市にある宇野港での「たまの港フェスティバル」において海上自衛隊の潜水救難艦「ちとせ」と掃海管制艇「ながしま」が一般公開されました。その模様をお伝えします。

目次

宇野港波高し!

5月19日に私は宇野港へ行きました。
この日の天気は快晴であったものの、強風が常に吹いている。
強風で瀬戸内海に面して穏やかな宇野港も波が高く埠頭に波しぶきがぶつかるほど強風で荒れていました。
祭りの予定も強風により変更が生じます。

海上保安庁のヘリによる飛行展示が中止になり港地区の屋台はテントが吹き飛ばされる危険から販売を中止して撤収にかかるような状況でした。
そんな中で海上自衛隊の潜水救難艦「ちよだ」と掃海管制艇「ながしま」の展示が続けられていました。

潜水救難艦「ちよだ」

潜水救難艦「ちよだ」は昨年3月に就役した横須賀を母港としている艦です。
艦種の文字通り潜水艦の救難を行う艦です。

海中で事故を起こした潜水艦へ潜水艇を送り潜水艦の乗員を潜水艇で救助するのが潜水救難艦です。
全長128mで基準排水量5600tの「ちよだ」は間近で見ると大きい
また護衛艦とは違う艦であると分かります。

艦の中央部にはDSRVと呼ばれる救難潜水艇や人員輸送カプセル(PTC)を吊り下げるテンショナーと呼ばれるクレーンのような装置が大きく突き出ていてステルス性を意識した艦の形をしている近年の護衛艦と比べると「ちよだ」は海中・海底での作業に特化した艦と分かります。

「ちよだ」ではDSRVが格納されている格納庫が見学できました。
DSRVが収められている光景はどこか秘密基地のような趣で見ていて楽しいものでした。
また飽和潜水により海底での作業を行う潜水士についての展示もあり海中・海底で活動する水上艦を見る事ができました。

掃海管制艇「ながしま」

掃海管制艇とは遠隔操縦できる掃海具を装備する掃海艇の事です。
S-7機雷処分具と呼ばれる魚雷型の装置は管制艇からケーブルにより遠隔操作され機雷を処分する作業を行います。

そんな「ながしま」の公開は午前中まででしたが見学希望者の多さからか午後の公開も行われ半ば諦めていましたが「ちよだ」の後で見学できました。

船体は磁気機雷対策の木製で甲板を踏んでいると言う実感が凄く感じ取れます。
乗員の中には見学者さんのカメラやスマホで記念撮影をしてくれる方も居ました。
昨年の試験艦「あすか」に続き特殊な海自艦艇2隻の見学ができた「たまの港フェスティバル」は今年も良い艦を見れました。

 

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