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神業に狙われる恐怖!?逆アメリカン・スナイパーな「ザ・ウォール」

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2017年9月に公開され、まるで話題になることなくここまでやってきた、アメリカのB級映画「ザ・ウォール」をご紹介します。
地味な映画で一般的にはともかく、ミリタリー好きにはたまらない映画になっていると思います。

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監督はダグ・リーマン

ダグ・リーマン氏は「Mr.&Mrs. スミス」という、ど派手な夫婦喧嘩のコメディアクション映画の傑作を作った監督です。
この作品は批評家からも一般的にも高く評価されたのですが、それ以来10年ほどは注目されながらも、なかなか結果が出せていない監督さんであります。

昨年は『バリー・シール/アメリカをはめた男』でも監督を務めており、やや復権してきた様子。
そしてこの作品では、なかなかの手腕を見せており、実力があったことを証明したと言える気がします。

「ザ・ウォール」はどんな映画

第二イラク戦争の終戦直後のお話。
アメリカ兵の二人の軍曹が米兵に甚大な被害をもたらした、スナイパー狩りに出ているところからスタート。
二人はスナイパーと観測兵で、救援を求めてきた作業員と護衛の米兵チームの救援に派遣されてきました。

すでに味方は全滅、周囲に敵兵の姿も見えず。
ということで現場を調査しようとしたら、案の定というべきか、やっぱりいたイラクの死の天使ジューバと呼ばれる凄腕スナイパーの攻撃を受けます。

瞬く間に狙撃を受けた二人は重傷を負いながらも壁の傍に身を潜めますが、それは悪夢の始まりでした・・・と非常にシンプル。
死体役を覗けばほぼ3人しか出ていない、壁と米兵の装備以外には荒野しかないような、ミニマリスト映画でございます。

おすすめポイントはどこ?

そしてこの映画で面白いのは、とにかくリアルなところでしょうか?
バックパックなどの装備品が充実していたり、自分の傷から敵兵との距離を計算したりミリタリーな要素が抜群です。
身動きの取れない環境で身を守るわけですから、自分たちの装備や知識をフル活用する必要があるということですね。

あの手この手でなんとか助かろうとする二人と、神業というか魔法レベルの腕前のジューバとの駆け引きは絶品です。
荒野で繰り広げられながらも密室劇のような緊張感、ミリタリーマニアにはお勧めの90分といえる映画でございます。

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