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糖質カットはオカルトで

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世界は広いもので、炊くと糖質がカットされる炊飯器があるという。

なるほど、糖質カットは重要だ。
知能、体力、倫理観などあらゆる分野において、中央値より下の人間は、ほぼ100%の確率で糖質を摂取しているという。
また、世の大量虐殺者の大半は糖質を採っていたと考えられる。それを逮捕した者の糖質摂取率については未計測だが、測るまでもない事だろう。

そんな悪質な物質である糖質をカットし、ゼロカロリーにする炊飯器は、人類の夢と言えるだろう。
だが、夢は消えるからこそ美しい。
消費者庁から、既に注意喚起が出されていた。
水分が多い飯が炊けるだけで、糖質カット効果ありません」
と。

目次

糖質コントロール

これは大きな知見を与える出来事だ。
糖質をカットしたい時、その割合に応じて水を飲めば、1食当たりの糖質摂取量を減らせられる。
量を我慢出来るなら、水すら飲まなくても良いのだ。
さて。
詐欺商品と糖質カット信仰を擦るのはこの辺にして、ポイントを絞ろう。
ああいったインチキではなく、オカルト的な力があれば、カロリーカットは果たせるのだろうか。

オカルトの世界において、糖質が象徴するところのカロリーのコントロールは、そこまで珍しい現象ではない。
イエス・キリストは、5つのパンと2匹の魚で、5000人を満足させたという。釈迦が生まれた時、龍神は甘露を降らせているし、大宜都比売神は身体から五穀を生み出した。
これは、信仰による満足の比喩である場合もあるが、食糧生産技術の伝承などを表している場合もあるだろう。そんな中に、超常の力で食べ物を出せるものが混じっても良い。
飢えが日常だった古い人々にとって、喰わせてくれる者に対し、信仰が集まるのは不思議な事ではない。
むしろ、その部分を満足させない限り、教義に耳を傾ける事もなかったろう。

糖質カット伝説

喰わせる方の伝説が多いのは分かるが、喰わせない方はあるのだろうか。
これは、実に適したテキストがある。

すなわち「石イモ伝説」である。

昔、とある百姓が、収穫した芋を洗っていた。
そこへ、旅の法師が通りかかり、「1つ分けて欲しい」と声をかけた。つまり托鉢である。
百姓には、分け与える程度の余裕はあったが、芋を惜しんだ。かといって、それを伝える正直さもなかった。
ああ、すみません、お坊様。この芋は、石イモと言いまして、煮ても焼いても固くて喰えぬのです」
法師はそれを聞き、何も言わず立ち去った。
その後、その地域で取れる芋は、全てが石のように固く、食べられなくなってしまったという事である。

この法師については、全国を行脚していた空海、つまり弘法大師である、というのが通説である。

糖質スカスカメソッド

弘法大師が怒り任せにやらかしたのか、戒めとしたのかはともかく、神通力によって石イモ化させたのは間違いない。
石イモ化したものが、クワズイモであるといった解釈もある。
ただ、クワズイモはシュウ酸カルシウムが人を害する有毒植物であり、弘法大師がそこまで攻撃的に人を罰したかというと疑問が残る。
ここは、単純に糖質が石細胞などの、消化不能な形状に変化したと考える方が自然だろう。

このメソッドを、米に対して使えば、オカルティックな糖質カット炊飯が出来るだろう。
すなわち、弘法大師に縁の深い、成田山新勝寺の不動明王か何かのお札などを米びつの近くに飾り、「このお米は糖質が全然ないから、あなたにお供えはしません」と宣言するのだ。
こうする事で、カジュアルに仏罰がくだり、米は糖質スカスカの石米となり、カロリーが大幅カットされるだろう。
されないかも知れないが、糖質カット炊飯器と同じ結果で、残るお金はこちらの方が多い筈だ。
実際に石米にされた場合、餓死したり下痢になったりする可能性はあるので、別の米びつを用意して、そちらと適量混ぜると良いだろう。

尚、お札の入手が難しかったり、加減がよく分からない場合、米の一部を大麦に替える事で、カロリーの吸収が抑えられ、水溶性食物繊維も採れるため、血糖値スパイクを小さく出来る。
押し麦がポロポロして食べにくい場合は、切り麦を使った「ビタバァレー」なら、粒が小さく違和感なく食べられ、なんか栄養を採った感じにもなれるだろう。

※画像はイメージです。

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