のちに大ヒットシリーズとなる「メダロット」シリーズを開発する「ナツメ」、FC時代には(から?)ぶっちゃけパッとしないというか、ちょっと個性的すぎる残念なソフトメーカーです。
その中でもファミコン時代の微妙すぎる妙作「東方見文録」。

(C) 1988 東方見文録 ナツメ
はみる、きく、はなすなどさまざまなコマンドを駆使してエンディングにたどり着くという典型的なアドベンチャーゲームで、ストーリー展開や主人公のブンロクの行動がやたら過激なものが多く、今現在でも話題になっている作品のひとつだと思います。

(C) 1988 東方見文録 ナツメ
ゲームのストーリー展開やイベントはめちゃくちゃ、そしてとにかくエンディングも狂気的で、とらえ方によってはバッドエンドのように感じてしまうものでした。ゲームのテンポはとてもよく、コマンド総当たり式で適当に進んでも全く問題なく展開しますので、まともな推理物のゲームに飽きてしまったという人には向いているかもしれません。

(C) 1988 東方見文録 ナツメ
好きな場面は主人公ブンロクが神風を起こそうとしてタイムマシンを起動させた結果、なぜか神風特攻隊が出てきてしまいブンロクたちが一斉砲撃を受けてしまう場面で、エンディングも散々歴史をいじった結果と言えば納得がいくのかもしれません?

(C) 1988 東方見文録 ナツメ
パスワードで途中のシナリオから再開できるのですがパスワード画面もどこか狂気的で、マイムマイムのアレンジBGMが今後起こる狂気の惨劇を予感させます。なお本来ならばタイトルは「東方見聞録」となるはずなのでしょうが、あくまで史実をもとにしたフィクション作品という意思なのか「東方見文録」ともじってあります。
(C) 1988 東方見文録 ナツメ
思った事を何でも!ネガティブOK!
コメント一覧 (1件)
東方見分録。この栃木県が日本かどこかわからない山脈の形をしてます。このファミコンやったことない。