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昔話は現実の歴史物語?!浦島太郎

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私達が幼少時期によく読んでもらった昔話。
浦嶋太郎はいじめられた亀を助け、背に乗り竜宮城へ・・・・という夢のある話から、玉手箱を空けると白い煙が出てきて老人になるという絶望まで味わえる話。

この話は現実の歴史であり、古事記などに出てくる神々の子孫や一族の物語だとしたら・・・。
浦島太郎を語る。

目次

浦島太郎は実在した

浦島太郎の元ネタの話で日本書紀にもその名があるのだが、浦嶋子(うらしまこ)と呼ばれるものが登場する。

他の書物にも水之江浦島子や筒川浦島子などという名が見えており、水や海に連想させる名があるのだ。
筒とは住吉三神の名にもある通り、航海の神で水に関係する字のようである。

関連がある神社

京都の丹後に浦嶋神社と言うものがあり、ご祭神は浦嶋子、そして月読尊と祓い戸の大神である。
ということは月読の子孫か関係している血脈であり、祓い戸の神というのは瀬織津姫等、水や滝に関する神で龍神や白蛇に例えられている。
月読尊が出てくるあたり、かぐや姫伝説とも関連があるのかもしれない。また月読の子孫は大陸を渡る航海する民族だったようだ。

この浦嶋神社の別名は、宇良神社(うらかむやしろ)という。
「うら」とは、桃太郎伝説がある岡山県にも温羅(うら)という鬼が住むという。つまりは桃太郎伝説にもつながる話だということだ。

助けた亀

浦嶋子が助けた亀は、五色の亀という話だが、これは亀甲紋を家紋とする一族を示し、その巫女が男に暴行されていたのを嶋子が助けたという。亀甲紋の一族は出雲族を現し、犯された巫女は神聖な力を失うとされていた。
巫女を助け国まで連れて後に娶ったとなれば、竜宮城に行き三年の間祝宴が行われたというのも理解できる。

竜宮とは大海神の神(オオワタツミノカミ)がいる世界であり、とある書には常世の国とある。オオワダツミノカミは大綿津見神とも書き、イザナギとイザナミの神産みから生まれた神の一人である。
豊玉姫の父神として、日本神話に登場する神様である。そして鹿児島に竜宮神社があり、常世も沖縄県辺りだとする話もある。
鹿児島には山幸彦と海幸彦の伝説、隼人族の本拠地としても説があるため関連性があるのではないか。

浦島伝説の顛末

玉手箱を貰い帰郷した浦嶋子は白髪頭になり果てるのだが、この顛末は色んな解釈や伝説があるが、一つの話で巫女を暴行した男たちは浦嶋子の村の一族だったため、竜宮国の軍が浦嶋子が竜宮に行っている間に村に攻め入り皆殺しをした。そして帰郷した浦嶋子が見たのは全て滅ぼされたという一族の村であり、絶望により白髪になったということだという。

神武天皇が大和を治め月読氏族や出雲族が追いやられ、その地での伝説が廃れていった。
その昔のエピソードを口伝で言い伝え、昔話へと言い伝えられていったのではないかと思う。

※画像はイメージです。

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