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日本海軍を圧倒!80年前のアメリカ海軍空母と航空機

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今年で80年目になるマリアナ沖海戦
この海戦で日本海軍は以前よりも強大なアメリカ軍の空母機動部隊に挑みました。
今回は1944年のアメリカ海軍空母機動部隊の空母と搭載機について紹介します。

目次

主力の空母である「エセックス」級

1943年(昭和18年)から太平洋の戦場に姿を現したのが「エセックス」級空母です。
「ヨークタウン」級空母の後継として作られた「エセックス」級
全長約250m・基準排水量2万8000トン・搭載機数90機から100機・最大速力33ノット

日本海軍では「翔鶴」型に匹敵する大型空母です。
しかし、「翔鶴」型の搭載機数は70機以上であり、「エセックス」級は飛行甲板にあるなど防御力でも「翔鶴」型とは大きな差がありました。
多くの搭載機と防御を高めた「エセックス」級は戦争中23隻が竣工しています。
対する日本海軍は新たな空母は「大鳳」型1隻・「雲龍」型3隻しか終戦までに竣工できませんでした。

大量の軽空母と護衛空母

空母機動部隊の中核となった「エセックス」級と共に小型の軽空母や護衛空母をアメリカ海軍は大量に投入しました。
「クリーブランド」級巡洋艦の船体から空母にした「インディペンデンス」級が9隻
全長約156m・基準排水量約8300トンとこぶりな搭載機数30機ほどの護衛空母「カサブランカ」級が50隻
「カサブランカ」級よりも少し大きい護衛空母「コメンスメント・ベイ」級が10隻
更に45隻が建造され、34隻がイギリスに供与された「ボーグ」級護衛空母
これら大量の護衛空母は空母機動部隊だけではなく、上陸作戦支援・哨戒や上空援護と広い任務をこなした。

一新された搭載機

太平洋戦争開戦時のアメリカ海軍の空母で運用されていた航空機は
艦上戦闘機で最高速度511km/hのF4Fワイルドキャット
艦上爆撃機で500ポンド爆弾を装備できるSBDドーントレス
艦上攻撃機は性能が良好ではないTBDデバステイター
の三機種でした。
1943年にはこの三機種は一新されます。

艦上戦闘機は最高速度が600km/hを越えるF6Fヘルキャット
艦上爆撃機は最大でSBDの500ポンドから1000ポンド爆弾が装備できるようになったSB2Cゲルダイバー
艦上攻撃機は400km/h以上の速さと1600kmもの長い航続距離を備えたTBFアベンジャー
また最大速力658km/hのスピードを誇るF4U戦闘機も空母に搭載されます。
これらに対抗する零戦五二型は速度が向上したとはいえ、最高速度が565km/hでアメリカ軍機に対して優位ではありませんでした。

1944年(昭和19年)から日本海軍はこれら、大量の空母と性能も格段に上がった航空機を持った強大なアメリカ海軍空母機動部隊との戦う事になってしまったのです。

featured image:USN (photographed from a USS Bunker Hill (CV-17) plane), Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由

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