中国軍特殊部隊と傭兵のバトルを見せた「ウルフ・オブ・ネイビーシールズ傭兵部隊VSPLA特殊部隊」に続編がありました。
タイトルは「戦狼ウルフ・オブ・ウォー」
舞台を中国からアフリカに移した続編を紹介します。
孤独の主人公はアフリカへ
戦狼シリーズの主人公である中国軍特殊部隊「戦狼」のレイ・フェン
前作では元ネイビーシールズのアメリカ人傭兵と死闘を繰り広げ勝利して終わりましたが、今作では戦友の実家を守る為に悪質な業者と暴力事件を起こしてしまい除隊させられ更に恋人のロンが殺害されてしまう悲劇から始まります。
軍人でもなく恋人も消え失意のレイはアフリカで海賊から商船を守る仕事をするなどして生活します。
現地の人々と一緒に呑んで騒げるほど溶け込みますがレイはどこか寂し気な顔をします。
レイ再び戦場へ
塔所レイの居るアフリカの国が内戦状態になってしまいます。
戦場となった街を仲の良い少年と共に潜り抜けたレイは中国大使館に逃げ込み中国政府が邦人救助で派遣した海軍の艦艇に乗り帰国しようとします。
しかし、少年は母親を置いて中国へは行けないと言い出します。
また派遣された中国軍も内戦状態のこの国で感染病を研究している医者を保護したいと考えていました。
しかし国連決議による軍事介入の許可が無い為に動けない。
レイはたまらず自分が戦狼の元隊員だと名乗り医者の救出を志願する。
医者と少年の母親を助け出す為にレイはただ一人危険地帯へ飛び込みます。
前作に劣らない面白さ
今作の敵役はアフリカの国で大統領も平気で殺害するような欧州の民間軍事会社(PMC)です。
レイはその非情なPMCから追われながら医者と少年の母親を助けに向かいます。
今作も格闘や銃撃のアクションシーンは多くあります。
レイ演じるウー・ジンの文字通り身体を張った派手なアクションも見どころですが、レイと共に戦う仲間となる元偵察兵のホーの老練で巧みな戦いぶりや中国企業の御曹司であるスーの不器用ながらも奮闘する姿も見どころだ。
アクションシーンでは59式戦車かT-64らしき戦車でぶつかりながら戦う場面もありアクション映画として前作以上に楽しめる作品となっています。
なお、戦狼シリーズは中国軍全面協力なので「中国万歳」や「カッコイイ中国軍」みたいな台詞やシーンがあります。そこに違和感を感じる方も居るかもしれません。
でも主演と監督を務めるウー・ジンの情熱のアクション作品としては最高に楽しめます。
(C) 戦狼/ウルフ・オブ・ウォー KADOKAWA/Beijing Dengfeng International Culture Communication Co.,Ltd.
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