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第二次世界大戦の潜水艦を比べてみました

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第二次世界大戦でイギリスの輸送船を攻撃しイギリスの国力を脅かした「海の狼」と恐れられたUボート
そんなUボートと日本とアメリカの潜水艦、比べるとどうなのか見てみましょう。

目次

ⅦC型

Uボートも種類が数多くあります。
ここでは1940年から1944年まで626隻以上もUボートでは最も多く作られたⅦC型を取り上げ

ⅦC型は全長67.1m・全幅6.2m
水上速力17ノット・水中速力7.6ノット
水中排水量851トン
魚雷発射管5門・乗員44人

このⅦC型が第二次世界大戦で最も戦果を挙げました。
では同時代の他国の潜水艦を見てみましょう。

伊15型(日本)

See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons

比べる対象としてまずは日本が一番多く建造した(20隻)伊15型を取り上げます。

伊15型は全長108.7m・全幅9.30m
水中排水量3654トン
水上速力23.6ノット・水中速力8ノット
魚雷発射管6門・乗員94人

伊15型は同型艦の伊19が米空母「ワスプ」を撃沈した潜水艦です。

ガトー級(アメリカ)

See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons

次に比べるのはアメリカのガトー級です。
205隻が建造され太平洋戦争では通商破壊作戦で日本を追い詰めた潜水艦でもあります。

ガトー級は全長95.2m・全幅4.65m
水上速力20.5ノット・水中速力8.75ノット
水中排水量2410トン
魚雷発射管10門・乗員80人

日米潜水艦とUボートを比べると

日本の潜水艦の大きさは敵艦を攻撃する事を重視したからです。
広い太平洋で敵艦を探すので伊15型では水上航行の16ノットで1万4000海里(2万6000km弱)を行ける程の燃料を積める構造になっています。ⅦC型は12ノットで6500海里(1万2000km以上)と違います。
これはUボートが大西洋に出てもフランスの港やUボートの補給艦が利用できた環境の違いもあります。

魚雷発射管ではガトー級の方が10門と多い。
Uボートよりも大きく伊15よりも少し小さいガトー級は水上10ノットで11000海里(2万km以上)と足が長い。

太平洋と大西洋で違うとはいえ通商破壊作戦で大きな打撃を与えた米独とあまり潜水艦の作戦で戦果が多くなかった日本とを比べると運用する使い方が性能よりも敵へ打撃を与えるかどうか左右すると言えます。

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