MENU

日本原駐屯地57周年記念行事

当サイトは「Googleアドセンス」や「アフィリエイトプログラム」に参加しており広告表示を含んでいます。

2022年11月27日(日曜日)に開催された岡山県奈義町にある陸上自衛隊日本原駐屯地の創設57周年記念行事
応募による一般参加が大幅に増えた今回の式典に行ってきました。

目次

日本原駐屯地

岡山県の北部、奈義町にある陸上自衛隊日本原駐屯地
1965年(昭和40年)に駐屯地が開設、第13師団の特科連隊と戦車大隊に高射特科部隊が駐屯します。
日本原駐屯地は明治時代から旧軍陸軍の砲兵が射撃訓練に使用していた中四国地方最大の日本原演習場も隣接していて、第13師団の火力部隊が集まる場となっています。

平成になると第13師団は旅団に縮小改編し、特科連隊は特科隊に戦車大隊と高射特科大隊は中隊に縮小された。
一時期は第14旅団の戦車と高射特科の部隊が駐屯していましたが、戦車中隊が解隊し高射特科隊は松山へ移動
第13戦車中隊が近く解隊となり、陸上自衛隊の改編の渦中にある駐屯地でもあります。

応募ハガキで行く

今回の日本原駐屯地創設57周年記念式典は3500人に限定した一般公開での式典となりました。
昨年はコロナ渦もあり、若い世代を中心に500人に限定したものでしたが、年齢制限なしで大幅に来場者の枠を増やしての開催となりました。

来場するには往復ハガキで日本原駐屯地へ応募する必要があります。今回はその応募を出して当選できたのです。
11月27日午前9時に開場、自家用車での来場が多く駐屯地内に設けられた駐車場まで長い列が続きます。
受付で当選通知の返信ハガキを見せ、手荷物検査を済ませると式典会場へ向かいます。

堪能できた記念行事

駐屯地司令であり、第13特科隊の隊長である坂井一等陸佐を観閲官に式典は開催
観閲行進では善通寺駐屯地から第15即応機動連隊の16式機動戦闘車も加わりました。かつて第14戦車中隊の所属で駐屯していた16式が久しぶりに戻ってきたように思えました。

合間の第13音楽隊による演奏では特科部隊の駐屯地らしく大砲を使った演奏をしましたが、定番であるチャイコフスキー作曲の序曲「1812年」ではなく、アメリカの民謡や南北戦争での北軍の軍歌でもある「リパブリック讃歌」が演奏されました。
ロシアによるウクライナ侵攻が続く現在、序曲「1812年」がナポレオンのロシア侵攻をテーマとしたロシアの曲である事から変えられたのかもしれません。

戦闘訓練展示では偵察に飛来した第13飛行隊のUH-1が低空で飛び回り戦車に負けじと目立ち、敵陣へ74式戦車と16式機動戦闘車が並んで攻撃しながら前進する様子も見られました。
展示の最終段階である普通科隊員の突撃では、敵陣の中や敵の車輛の中を調べる動きもしていて細かい演出を見せてくれました。

訓練展示の後は戦車の試乗に向かいます。
74式戦車の後部に人が乗るカゴを設けて、そこへヘルメットを被ってから乗る。
舗装されていない道での乗り心地はまさに大揺れで、手すりを掴んで踏ん張らないとすぐに倒れそうな程です。しかし、これが動く戦車なんだと思うとたまらない。
引退間近の74式戦車を堪能できた記念行事となりました。

※画像はイメージです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

どんな事でも感想を書いて!ネガティブも可!

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次