世界最大の戦艦である「大和」と現代の最新鋭艦であるイージス艦
果たして対決するとしたら、一体どうなるでしょうか?
戦艦「大和」
戦艦「大和」は1941年に就役した戦艦です。
全長は263mで基準排水量6万5000トンの大きな戦艦です。
最大級の特徴である主砲は46センチ主砲は9門があります。
防御力は当時の40センチ主砲に耐えられる装甲と、浸水しても片側に注水してバランスを戻す注排水システムがあります。
イージス艦「あたご」
日本のイージス艦である護衛艦「あたご」は2007年に就役しました。
全長が165mで基準排水量は7700トンと他国では駆逐艦と呼ばれる大きさです。
武装は主砲である5インチ砲が1門、対艦ミサイルを発射する4連装の発射筒が2基、3連装短魚雷発射管が2基に加えて現代の艦艇ならではの装備であるVLS(垂直発射装置)が合わせて98セルあります。
もしも「大和」と「あたご」が対決したら
何かの超状現象が起きて「大和」と「あたご」だけが他に何も居ない海域に飛ばされてしまったと言う無理矢理な想定で対決をします。
よく晴れた昼間の穏やかな海
お互いの距離は25km
「あたご」の対水上レーダーが「大和」を探知します。「あたご」は不明艦船を確認しようと「大和」へ近づきます。
距離20kmで「大和」の見張り員が「あたご」の艦影を発見します。
「大和」も同じく未知の艦船である「あたご」を確認すべく接近します。
お互いの距離が15kmのところで「大和」は「あたご」が日本海軍艦艇では無い、敵艦であると判断して主砲を撃ちます。
「あたご」は「大和」の発砲を確認すると「あたご」は4基のガスタービンエンジンの出力を上げて舵を切り回避をします。
30ノット以上の最大速力まで短時間で引き上げた「あたご」に「大和」は主砲の狙いを定めるのが難しくなります。
「あたご」は相手が「大和」であると判明すると、自艦の武器では厚い装甲の「大和」に大きなダメージも与えられないと分かります。
逆に「あたご」は大砲に撃たれて耐えられる装甲では無い。
「あたご」は乗員と艦の安全を図る為に「大和」から離れます。
「大和」も速力を上げて追跡しますが最大速力が28ノットでは「あたご」に追いつけません。
両艦の距離は離れるばかりとなり、「大和」は「あたご」の姿も見えなくなります。
「あたご」の速力に「大和」は追いつけませんでしたが、「あたご」も「大和」に打撃を与えられません。お互いの長所と短所が決着を着かなくしてしまいました。
※画像はイメージです。
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