漫画や映画でよく使われる設定の一つ『タイムリープ』。
タイムリープで大切な人を助けたり自分の辛い過去を修正したりと、使えるものなら使いたい能力ではありますが現実ではそんなことはありえないですよね?
しかしタイムリープができると噂のある場所があります。
それが『八剱(やつるぎ)神社』なのです。
八剱神社
八剱神社は大阪市城東区にあり、八劔大明神(やつるぎだいみょうじん)、武速須佐雄大神(たけはやすさのおのおおかみ)、罔象女大神(みづはのめのおおかみ)の3柱をお祀りして、主に災難除けの御利益があります。
各線鴫野駅から歩いて10分ぐらいの住宅地の真ん中にある小さな神社で、大坂冬の陣上杉景勝陣所跡になった歴史もあります。
いつの頃からか30回参拝すれば過去に戻れるという噂が流れ、実際にタイムリープできたとという体験談が報告されたことから一躍有名になったのでした。
その中でも有名な2つの具体的な体験談を紹介します。
人生をやり直した
1つ目は大阪在住の主婦の話。
その方は子供の幼稚園までの道中に八剱神社があり、送り迎えの際にお参りするのが日課だったそうです。
当時5歳の息子とお参りに行ったときに自転車に跳ね飛ばされて意識を失い、目覚めたら自分が小学1年生の時にタイムリープしてしまい、元の世界には戻れず過去の記憶を持ったまま人生をやり直したという。
もう一つの可能性
2つ目は大阪在住の男性の話。
奥さんに離婚を切り出されたことがきっかけで「過去に戻りたい」と望むようになり、「過去に戻る方法」について調べて試すという日々を繰り返していたそうです。
その方法の一つに「八剱神社」の話をネットでみたのをきっかけでお参りにいったのでした。
離婚が成立した後にはのめり込むようになり、様々な方法を試していくうちに変だと思うことが増えて、自分がいる世界が他人事のような感覚になった。
精神病を疑いはじめた頃に変な夢を見て目覚めると、離婚したはずの奥さんが朝ご飯を作っていて、「奥さんと離婚していない」世界に移動していたというのです。
どちらも某有名な巨大ネット掲示板に投稿されたもので、真偽のほどは定かではありません。
なぜタイムリープできたのか?
これはあくまでも私の推論なのですが、この神社には八劔大明神様が祀られてご利益は開運・家内安全・海上安全・安産。
その中で開運が、タイムリープを引き起こす力なのだと思います。
わかりやすく説明すると、もそもも運というのは確率です。
「良いことが起きる」、「悪いことが起きる」が50%ずつ存在したとして、開運というのは「良いことが起きる」という事を100%にする力でしょう。
どちらの体験者も幸せになりたいという願いがあり、もしかしたら一人目の女性はそのまま生きると凄まじい悲劇が待ち構えていたのかもしれません。それを回避する方法、つまり開運させるのがタイムリープであったのかと思います。
それを証拠にどちらの体験談でも元の世界に戻る事ははなく、違う時間軸を生きています。
では30回参拝すれば過去に戻れるというのは、それだけ参拝すれば八劔大明神様に認めてもらえるからという事かといえば、そんな事はないでしょう。
神とよばれる存在の思考を理解することは我々はできず、客観的にみて「きまぐれ」としか思えません。
つまりは運なのでしょう。
何度参拝してもタイムリープはできません、でも、たった一回でもできるという事です。
やらない事には始まりませんので人生をやり直してみたいという方は、八剱神社に参拝しタイムリープを祈願してみてはどうでしょう。
ほんとうに出来たとしても、その先に待ち構える結末は保証はできません。
※画像はイメージです。
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