横浜といえば、おしゃれでクールなイメージが強い街です。
実際、東口側は再開発によって街並みが整えられ、海に面して横浜ベイクォーターやそごう横浜店、ルミネ横浜が立ち並び、商業施設と観光地が融合した、横浜らしい洗練された港町を感じます。
しかし、西口に目を向けてみましょう。
帷子川が交差するあたりの街並みは、昭和に戻ったかと錯覚する場末情緒が漂い、異世界に迷い混んだ感覚にすらなります。
西口の繁華街構造
横浜駅西口を出て、帷子川を跨ぐ鶴屋橋あたりから南側、五番街、南幸、岡野方面にかけては、戦後の闇市を起点にした繁華街の構造がそのまま残っています。
このエリアはリセットされたわけではなく、昔の区画をベースに少しずつ建て替えを繰り返してきた場所で、通りごとに成り立ちが異なり、街全体としての統一感はありません。
この差がはっきり出るのは、大通りから外れた裏通りです。
ビブレ裏から岡野に抜ける細い通り、相鉄ムービル裏の路地、旧ダイエー周辺の飲み屋が密集しているあたり。
この辺りは、道路が狭く、雑居ビルが混在し、看板や配線、なにかの設備と思わしき物がむき出しになっている事もある。
この近辺では、言い難い違和感を感じます。
それは単純な「汚さ」ではありません。
空間としてのまとまりが崩れ、人通りの多い明るい通りから、少し横に入るだけで急に雰囲気が変わります。
通りごとに密度や雰囲気が違い、それがなめらかにつながっていません。
この急な変化が違和感を強め、「落ち着かない」「なんとなく危ない気がする」という感覚に陥るのです。
風水的に見るとどうなるか
さて、横浜のこの状況を風水的に判断してみます。
まず風水は単なる方角占いではありません。
基本は「気の流れ」と「空間の形」を読み解き、地形と方位の両面から環境を捉える考え方です。
本来は、山や地形の起伏に沿って気が流れる経路である「龍脈」を中心に、その流れをどう受け止めるかを見るものです。ただし都市では、自然地形が大きく改変されているため、龍脈をそのまま読み取ることはできません。
そのため、実際には道路や河川、建物の配置を人工的な流れとして扱います。中でも水の流れは、気の動きを判断するうえで重要な要素とされ、さらに方位の性質が重なり、空間に影響を与えると考えられています。
この視点で横浜駅西口周辺を見ると、いくつか特徴が見えてきます。
まず、帷子川の存在です。本来、水は気を流し、外へ逃がす役割を持ちますが、西口周辺では一部が構造物に覆われ、水の流れや広がりが視覚的に感じにくい状態になっています。
さらに帷子川は、岡野、平沼と西平沼、一部の西幸周辺をなぞるように流れており、エリアの外縁に沿って水が取り囲んでいる形になっています。
風水的には、こうした配置は気の流れを外へ逃がすというより、内側に留めやすい構造と解釈されます。
そのうえで、水面が見えにくい状態が重なることで、流れが弱まり、気が滞りやすい環境であります。
さらに、西という方位は五行で「金」に属し、気を集める性質を持ちます。この性質は、本来は収斂、つまり集約として働きますが、流れが弱い環境では滞留に近い状態になりやすい。
そこに西口一帯は川沿いに緩やかな凹地形を形成しており、風水的には気が留まりやすい条件が重なっているのです。
水の流れが弱く、地形がそれを受け止め、方位が気を集める。
この三つが重なることで、流れるよりも留まる方向に働きやすい構造になり、違和感や危険に思う感覚を生み出すのでしょう。
陰の気が溜っているせいではないのかと、私は思うのです。
ただし、これは私の理屈で、必ずしも正しいとは言えない事をご理解ください。
※画像はイメージです。


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