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イタリア生まれのゾンビ映画「サンゲリア」

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1979年公開、イタリア製ゾンビ映画「サンゲリア」を紹介します。

目次

サンゲリアとは?

死者がゾンビとなって動き始め、ゾンビに噛まれた者もまたゾンビと化して生者に襲いかかる、パンデミック系ホラーの雛形の1つであるゾンビ映画。この作品は、それこそ雨後の筍の様に量産されましたが、その中に1つでありカルト的な人気を持っている。

本作はスプラッターホラーを得意とするルチオ・フルチ監督により製作された作品であり、サンゲリアとは日本公開に際につけられた邦題であり、海外ではゾンビと言う題名で公開されています。
ゾンビと題名がありますが、ロメロ監督の「ゾンビ」とは欠片も関連性は無く、公開当時、ロメロ監督側とフルチ監督側で揉めに揉めたと言ういわく付きの作品。

あらすじとみどころ

あらじすは、ニューヨーク湾に流れ着いた漂流ヨットにいたゾンビにより、警官が死亡すると言う事件からはじまります。
事件に興味を懷いた新聞記者がヨットの持ち主の親族の女性と共に、出港したカリブ海の孤島マトゥール島に向かう。その島には死者が蘇り生者を襲う奇病が蔓延しており、記者と女性は旅の途中で協力してくれた夫婦と共に襲いかかるゾンビから逃げ惑う、オーソドックスとも言える内容のゾンビ映画となっています。

物語の中盤あたりにおいて、ゾンビ対サメと言う前代未聞の異種格闘戦が展開されており、中盤の見所として存在感を発揮しております。
このシーン、本当に海中でサメと一緒に撮影すると言う。現代ならまず間違い無くアウトな手法で撮影。ゾンビ役の俳優が本気で嫌がっているのがはっきりと分かり、俳優から伸びる酸素ホースらしき物と相まってかなりシュールな光景が繰り広げられています。

B級ホラー好きの方は是非!

このシーンで象徴されている様に、かなりその場のノリと勢いで製作されたのでは無いかと思ってしまう程にツッコミ所が多い。ですがゾンビの造形もしっかりとしていて、独特な音楽ともマッチしており、黎明期のゾンビ映画を語る上では欠かす事の出来ない作品となっています。

本作の監督、ルチオ・フルチ氏は様々なスプラッターホラーを制作し、どの作品もスプラッター描写と若干無意味なセクシー描写、そして、最初から最後まで見てもイマイチ話の流れが掴みづらいストーリー展開が特徴。
B級ホラー好きの方は是非一度視聴して頂きたい作品である事を記して結びとさせて頂きます。

サンゲリア (c) R.T.I. S.p.A.- Rome, Italy. Licensed by Variety Distribution Srl – Rome, Italy.

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