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パワーストーンのパワー量って?

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様々なパワーストーンを、数珠っぽい形で身につける人も多い。
いわゆるお守りやアクセサリーの類だと思って着ける事を頭から否定するものではないが、本当にパワーが得られる事を期待するのは少々無理があろうと思う。

目次

石の固有スキル

結論から言えば、石(ストーン)がパワーを持つ事はあるだろう。のっけから矛盾しているようだが、別にそうでもない。 
人は何故石がパワーを持つと考えるのだろうか?

答えは「硬い」からである。
豆腐にパワーを感じるだろうか?
綿にパワーを感じるだろうか?
でもダイヤにはパワーを感じるだろう・・・。

この完璧な三段論法を、まずは覚えておいてもらおう。

綿よりパワーのある石

さて、パワーの量とは何であろうか。
フィクションだが、ボクシングに30年パンチという技がある。30年の寿命を1発のパンチに集約して放つ技である。
平成のフィクションであれば、将来の才能を全て犠牲にして、超強い念能力を発揮して髪とパワーを爆上げさせた「ゴンさん」の例がある。これは別に、若いうちに能力を使い尽くした漫画家の比喩とかそういう事ではない。

直観的なパワー表現そのものである。
パワーは出力と時間の掛け算である(ワットとジュールの話も出来るが、敢えて口語的スケールで語る)。

(パワー)=(出力)×(時間)

石と比べて綿は、植物として生長するし燃えればカロリーを発する。
動かない石の出力が1だとして、綿、つまり植物としての綿花の出力は1000ぐらいはある。圧倒的な出力差だ。
だが、時間はどうだろう。

石は地球が出来て、冷え固まってからずっと存在する。その時期は最も古くて44億年だ。日本の場合は火山活動で出来た都合上、若い石がほとんどだが、それでも数千万年程度は姿を保っている。
先ほどの式の通り、だからこそ石にはパワーがあるのだ。

リアルパワーストーン(超危険)

それなら、数珠でもずっとパワーがあるのではないか?
それは早計である。
その石にパワーの総量はあるかも知れないだが、出力が何しろ小さいのだ。

この世にはもの凄いスピードでパワーを出す石もあるにはある。具体的に言えばウランなどの放射性元素を含む鉱石だ。
だが、石単体のパワーは本来生物と異質なものだ。人間がそのまま浴びれば傷ついてしまう。
石から高出力のパワーを受け取るというのは現実的ではないのだ。

パワーって何だっけ

ここで、パワーの性質について考えてみよう。
パワーが意味するところのものは、生命力や運気に影響を与えるエネルギー、そういう感じだろう。
運気は置いておこう。
人間は生物だ。都会に住んだところで、その生命は自然の循環の一部だ。自然物から何かしらのパワー得られる可能性もあろう。

うん、だから、自然の一部である石を数珠にして身に付ける。
――何か見落としていないだろうか。

自然と小綺麗に加工されたその数珠は、そんなに近いだろうか。神社に行った時、砂利はいくつあるだろうか。
どれほどの木々や草木があるだろうか。
山に登れば岩盤は何メートルあるだろう。
海にどれほどの生き物があるだろうか。
鍾乳洞は地球そのものに入っている事にはならないか。

何故、その少量の石からしかパワーを受け取れないと考えるのだろうか。
つまり、パワースポットで大量に得られるパワーと比べると、パワーストーンのそれは誤差でしかないという事である。
質量は力、力こそパワーだ。
多少の希少性では、圧倒的質量を覆せはしないのだ。

パワー補給はパワフルに

年に1回なり2回なり、パワースポット目当てで旅行をする。これで1年のパワーも補給できるし、リフレッシュにもなる。
それで効果を感じられないのならば、数珠もやっぱり効果はない。

せいぜいがプラセボ効果。「金を出した」「手入れや着け続けるのが面倒」という事に対する認知的不協和で評価が上げ底されている。それ以上のものではない。
欲しいなら自分を納得させるでかいパワーを吸収する。そういう思い切り自体がパワーを呼び込む流れというものだ。

ごんぱちです。好きなご飯の炊き方は「かまどおこげ」モードです。

※画像はイメージです。

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