映画のトップガン誰もが魅了された戦闘機映画、日本にもトップガンはいた、彼らの名はアグレッサー。
日本番トップガンとは
映画にもなりましたがアメリカ海軍の兵器学校トップガン、パイロットのエリートを育てる事を目的とした組織、日本にもトップガンはあります。その名は飛行教導群、通称アグレッサー、アグレッサーとは侵略者と言う意味があります。
彼らは航空自衛隊、第六航空団、石川県の小松基地に所在しています。航空総隊という航空自衛隊の戦闘部隊の直轄組織です。使用する戦闘機は、航空自衛隊の主力戦闘機であるF15Jイーグルを使用します。ただ他のF15戦闘機とは違うのは機体に施された塗装にあります。
派手な塗装から、仮想敵国を意識した塗装です。この塗装を施した機体をみたら1発でアグレッサー部隊だとわかるのです。
アグレッサー部隊の任務とは
航空自衛隊の戦闘機部隊の一部である飛行教導群、アグレッサーの任務とは、皆さんはブルーインパルスはご存知だと思います。東京オリンピック、パラリンピックに花を添えたアクロバットチームです。しかし航空自衛隊員はアグレッサーこそ最強パイロットだと知っています。
彼らのマークはドクロとコブラが部隊のマークです。意味は敵にやられたらドクロになる死ぬな、コブラは狙った獲物は逃がさないという意味が込められています。この飛行教導群アグレッサーに所属するパイロットは航空自衛隊の戦闘機パイロットの中から成績優秀で操縦が特に上手いエリートが選抜で選ばれて任務に着いています。
彼らの任務は敵国の戦闘機の戦い方を研究しその戦闘機の機動を実験したり、戦闘機の戦い方、戦術を研究して航空自衛隊の戦闘機パイロットの技術を向上させる事が主な任務となります。
普段は小松基地の沖合いの日本海上空でドッグファイト空中戦闘訓練を行います。ドッグファイトの由来は犬のようにお互いの尻尾、尻を狙って戦う姿から由来しています。ちなみに小松基地の沖合いの上空はG空域と呼ばれていて日本で一番広い航空自衛隊の訓練空域なのです。
戦闘機の密集体験にも意味があります。レーダーに映る機影が密集で飛ぶと一つの固まりに見えます。相手は一機だけだと油断したら4機だったなんて事もこれも戦術です。
パイロットの戦闘技術
また飛行教導群アグレッサー部隊は日本各地の航空自衛隊の戦闘機部隊の敵役になり航空自衛隊のパイロットの戦闘技術の向上と指導を行なっています。ブルーインパルスも華やかで良いですが、日本のトップガンである飛行教導群アグレッサーを今年は注目してみたら如何でしょうか?
※画像はイメージです。
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コメント一覧 (1件)
私の叔父も、元アグレッサーの隊員でした。誇りに思っています。