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先祖を粗末にすると

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私の実家は元々下級武士で明治維新以降、造り酒屋を営んでいましたが戦後まもない頃に廃業し、祖父がまだ幼いころ関東へ引っ越して暮らしたそうです。
祖父の子供の頃は兄弟が沢山いるのが当たり前の時代で、6人兄弟の末っ子で親戚が多くいました。

いつしか祖父は大人になって会社を設立、世の中は高度成長期になりはじめの波に乗って事業が成功して、なかなか帰省できないぐらいの生活を送っていたそうです。
親戚も同様にそれぞれが忙しいようで、というより関心がなかったのでしょう。実家にたまに帰ることはあっても墓参りなんかする事は無かったといいます。

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兄たちが

ある時、詳しくは解りませんが祖父の兄が病気で亡くなりました。年をとっていたとはいえ、元気だったので突然の出来事だったそうです。それから立て続けにお兄さんたちが亡くなっていき、ついには祖父が一人だけになってしまいました。家系的に病弱であるといった話を聞いた事はなく、偶然にしては不思議と思いながらも薄気味悪さを感じていたようです。

そうしていると祖父は、亡くなった兄たちが手招きしているような夢を見たと言い、父と一緒に福島の実家に行くことにしました。

福島へ

先祖代々からのお墓にいってみると、長い間だれも手入れしていないので荒れていて、近くの木から落下したと思う身の丈以上の大きな木の枝が、墓石に覆い被さるように立てかかっている。
義父は慌てて父と一緒に取り払って、真夏の真昼でとても暑いなか一生懸命に墓の周りを綺麗に掃除しました。

その日の夜、祖父の夢の中に兄たちが出てきて褒めてくれたと言います。
因果関係があるのかどうかもわかりませんが、祖先のタタリでお兄さんたちが亡くなったのじゃないのか?そういうこともあるのかもしれないねぇと祖父が語っていたのを思い出します。

※画像はイメージです。

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