数少ない本物のオーパーツではないかといわれる「アンティキティラデバイス」についてご存知でしょうか?今回は、その魅力について紹介していきたいと思います。
AIに水素自動車、科学技術の発展が激しい現代でも、オーパーツの魅力に魅かれる人は少なくないでしょう。
オーパーツとは
オーパーツとは、その時代での製造は不可能ではないかと考えられている考古学的な品物のことです。しかしながら、オーパーツと考えられてきたものの中でも、いわゆるインチキなものは少なくないようです。科学技術がこれだけ発展してくれば、ある意味当然なのかもしれません。
その中でも、本当のオーパーツではないかと呼ばれる「アンティキティラデバイス」というものを聞いたことはないでしょうか?
オーパーツ好きの人には有名な、このアンティキティラデバイス。
「アンティキティラ島の機械」などとも呼ばれていますが、カッコいいのでアンティキティラデバイスと呼びたいと思います。
アンティキティラデバイス
このアンティキティラデバイスですが、2000年以上も前に作られたものすごく精巧に作られた歯車などが組み込まれた機械で、1901年にギリシャのアンティキティラ島で発見されたものの、構造があまりに複雑すぎ、長年の間、何のための機械かがわかりませんでした。しかし、現在は科学技術の発展のおかげもあって、その目的が明らかになってきました。
アンティキティラデバイスは、極めて近代的かつ精密な天体観測器やカレンダーであったということが判明してきたのです。例えば、うるう年まで計算したうえで、日食・月食の起こる時期を示す機能が付いていました。また、月の満ち欠けに加え、水星、金星、火星などの観測も可能だったようです。この技術は、実は18世紀のヨーロッパの科学技術に匹敵するとかしないとか。
これは、インチキで作られたものではなく、実際に2000年前に作られたものということで間違いはないようです。ということは、2000年前に既にそのレベルの知恵を持った人が存在していたということですよね。
実は古代の人は、現代人より頭がよかったのかもしれません。超古代文明なんて、実は漫画の世界だけではないのかもしれません。
featured image:Original: User:Marsyas Edit: Cornischong at Luxembourgish Wikipedia, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
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