富士急ハイランドで本物が出ると噂の「戦慄迷宮」というお化け屋敷をご存知でしょうか?
実際に廃墟を使った施設で、本当に出るという噂が経ちません。
聞いた実話をもとに、幽霊とはまた違った不思議な現象の話を考えていきます。
ハイランドホステル
まず富士急ハイランドの歴史を含めて「ハイランドホステル」についてを簡単に説明します。
1961年に富士五湖国際スケートセンターと隣接して「ハイランド駅」がオープンし、富士急行の「運輸と観光の複合企業体」プロジェクトが幕開けします。
そして1964年には富士急ハイランドの前身の遊園地「富士ラマパーク」が開園、1969年に改名して今の「富士急ハイランド」となりました。
お化け屋敷として使われていた建物は、1963年に開業された「ハイランドホステル」で、いつから使われなくなったか、詳しい年代までは調べがつきませんでしたが、30年以上まえだという事がwikiには記載されていました。
静岡県に在住しているおじさんに、幼い頃にスケートの合宿か何かで泊まった事があるという話を聞いた事があり、それほど高級なホテルではなかったと推測しています。
私も幼い頃に学校の遠足で富士急に訪れたと気には既に利用されてなく、遊園地の真ん中近辺に鎮座しているので、なんのアトラクションだろう?と思ったのを覚えています。
長年放置され老朽化したハイランドホテルの建物は、1997年に「世界最大級のお化け屋敷 戦慄迷宮」に期間限定アトラクションとして利用されますが、人気を博した事から2003年に「超・ 戦慄迷宮」として常設化されます。
本当に出るのか?戦慄迷宮
以前、結核の隔離病棟だったという噂があるのですが、歴史からして全くのデマです。
この噂がどうして広まったかといえば。
1980年ごろ、かつて慈急総合病院であった施設は、表向き普通の病院でしたが裏では医師たちによる医療ミス隠蔽、人体実験、臓器売買に向けた殺人事件が行われていました。それが判明し病院は閉鎖、そのまま廃墟となりました。
これは1999年の「戦慄の閉鎖病棟」のストーリーです。
そもそもテーマが病院なので、噂に尾ひれがついて広がり、ストーリーが元になって、より真実味のある噂が広まっていったのでしょう。
開設されて4年後の2003年には「ハイランドホステル」は取り壊されて、新しく新設れた建物で再開するので、以前は病院ですらありません。
私は、2000年の戦慄の閉鎖病棟 迷宮篇だけ行った事があり、お昼前に入ったのに出たのは15時ぐらいでした。
わざと迷ってグルグル回って雰囲気を楽しんだ事もあってですが、かなりのボリュームがあったのを覚えています。
お化け役に追い回されるのは、絶筆に尽くしがたいほどのスリルでした。
聞いた話
知人から聞いた話ですが、2009年ぐらいに大学生だった彼女は、ゼミの仲間と閉園近くの戦慄迷宮へ入ったそうです。
当日は雨で絶叫マシン系はすべてストップ、暫く雨の中で並んで、アトラクションに入場すると。
驚かせてくるタイプのお化け屋敷の筈なのに「出口まで追いかけられる最後の道」にきても、誰も脅かして来ることなく出てきてしまった。けれど後ろからは女性たちの叫び声が聞こえ、声の主が必死に走って出口から出てき。
一緒に入ったゼミの仲間に聞いた話では、道が全員違うという。
もしかしたら、病院を模したあのお化け屋敷は異世界に通じていて、パラレルワールドに迷い込んだのかもしれない・・・前の世界と出てきたあとの世界は同じとは限らない、今いるこの世界は私が元いた世界なのでしょうか?
戦慄迷宮に行けば答えはあるかもしれませんが、もう行く気にはなれません・・・とアトラクションの中で体験した不思議な事を話してくれるのですが。
公式でもルートの分岐があると発表されているので・・・状況からかなり混んでいたことが予想できるので、ただでさえ広いアトラクションで閉園近くであればスタッフの人数が足りてなくて、たまたまだったのかと?
もう一度いったとして、どんな答えがあるの?
最後にひとこと
普段、怪談や不思議な話を聞いていますが、ある意味、トップクラスの「不思議」な話でした。
幽霊に限らず、こういった摩訶不思議な話があるのは富士急さんとては、話題性があって嬉しいでしょうね。
曰くはなくても、お化け屋敷は人の感情に惹かれて幽霊があつまるという話があり、富士山には龍脈があり、その力の証拠に近辺にはたくさんのパワースポットがあります。
もしかしたら、本当に怖い事があるかもしれませんよ?
興味のある方はぜひ一度、「戦慄迷宮」にチャレンジしてみてください。
※画像はイメージです。
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