ベッツ・ボール事件~山火事現場で見つけた謎の金属球は?

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ベッツ・ボール事件・・・。
UFOも宇宙人も登場しないこの出来事、果たしてUFO事件と言っていいかすらわかりません。
山火事現場から拾ってきたという金属球の不思議な現象から端を発したこの事件、妙に心のフックに引っ掛かります。

目次

おさらい~ベッツ・ボール事件はこんな事件

1974年3月27日、場所はアメリカのフロリダ州ジャクソンビル。
テリー・ベッツはベッツ家の所有する山火事現場の後で奇妙な球体を発見する。
それは、ボーリングのボールほどのサイズで光沢のある銀色し、かなりの重さのある金属球だった。

テリーが自宅に持ち帰ると、ボールは不思議な現象をおこした。彼がギターを弾くと、曲に合わせたようにボールからも音が発せられた。また、手も触れてないのに球体自体が意思を持ったかのように床を動き回ったりした。

奇妙に感じたベッツ家の人々は、テーブルの上に置いて様子を見ると、ボールはテーブルの縁をひとりで回りだしながらも決して落ちることは無かった。
その他、内部からオルガンのような音が発せられることもあったという。
ベッツ家は、この不思議なボールの正体を知るため地元新聞社に連絡をとり、「ベッツボール」は世に知られることになった。
・・・取材したこの新聞社の記者も、このボールの不思議な現象を目の当たりにする。

ボールの正体はやっぱり地球製かな

やがて周囲ではボールに関してUFOや宇宙人に関係してるのでは、など様々な噂が出始める。
そんなこんなで、ベッツ家はついに近辺の海軍基地にボールの分析を依頼。

表面分析とX線検査の結果は、表面はステンレス製で一箇所だけ3m mほどの三角形のマークらしきものがある他は繋ぎめは無い、
と言ったことが判明した・・・球体の内部についてはよく分からなかったらしいが。
さらには、UFO研究家のハイネック博士も、鑑定の結果「地球製の人工物」との見解であった。

やがて、2012年に作家のブライアン・ダニング氏によりベル・アンド・ハウエル社の当時の「ボール逆止弁」(バルブ用の工業部品)に酷似していることが判明。ちなみにニューメキシコ州の芸術家が、作品の素材としてこれを車に積んでこの辺を通ったことがあったらしく、その際に落としたらしいとのことで、シチェーションとしてもかなり説得力がありそうです。

宇宙人の落とし物だったとしたら?不思議な現象はなんだった?


ひとりでに動いた点に関しては家や床が歪んでいたためとの解釈もあります、音が発せられたという点は、
まあ幻聴とか気のせいとか言われればそれまでかもなんですが・・・そもそも、この事件UFOも宇宙人も出てきてないですが。

やっぱり、「ベッツ・ボール」は地球製なのか?
いや、UFOや宇宙人の落とし物だったとゆう可能性も無いではない?!

もしそうだとしたらと言った前提で、こんな仮説(妄想)を立ててみました。
あの、ベッツ・ボールは宇宙人のドローンのような探査装置だったのでは無いでしょうか。
おそらくは、操作は脳波によってされるだと思います。ベッツ家での動きの反応が微妙だったのは、地球人と宇宙人の脳波の違いと、及びそれを前提とした操作方法を知らなかったためだと考えます。

多分、宇宙人が正しい脳波によるオペレーションをすれば床のみならず飛行もしたのでは無いでしょうか。
そして、ギターの音に反応するなどの点から推測すると、音声や画像の記録・再生機能もあったと思われます。
彼ら宇宙人何らかの理由で地球で調達したステンレスを素材に、母性での超ハイテクノロジーな装置を再現してみた。それがこの「ベッツ・ボール」だったのかもしれません。

その後のベッツ・ボール

「ベッツ・ボール」はその後、所有者であるベッツ家の人々と共にいつしか消息不明になったそうです。
事件から、50年以上が経過しましたが、もしベッツ家の人々があのボールをまだお持ちならぜひ提供していただき、現在の科学力で再分析していただけたら嬉しいです。
あ・・・でも、もしかしたら既に宇宙人が回収しにきてたりして。

参考
彩図社 UFO事件クロニクル
webムー 勝手に転がり、震える「ベッツ家謎の球体」とは?50年を経ても続くミステリー

※画像はイメージです。

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