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令和の今だからこそ「バンゲリングベイ」の魅力

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ファミリーコンピュータ、通称ファミコン。
初期の頃の迷作?である「バンゲリングベイ」を紹介します。

目次

バンゲリングベイとは

バンゲリングベイは、1984年にアメリカのブローダーバンド社がコモドール社の8ビットマイコン「コモドール64」用に開発したゲーム。翌年の1985年、ハドソンがファミコン用ソフトとして移植し日本で販売を開始しました。
ファミコンのマイクを活かした、裏技でも有名なゲームです。

豆知識ですが、本作は「ロードランナー」と「チョップリフター」と合わせて「バンゲリング帝国三部作」の一本となっています。
バンゲリング帝国とは、異次元から現れた機械化人間によって作られた帝国。カリブ海一体を舞台に地球侵略を企む帝国に対して、アメリカ海軍の精鋭が挑んでいくというのが本作の大まかなストーリーです。
時系列は不明ですが、「ロードランナー」は金塊の奪取、「チョップリフター」は捕虜の救出という内容で、「ロードランナー」だけがアクションパズルとなり、他の2作に比べて雰囲気が違います。

ゲームの内容

バンゲリングベイは、見下ろし視点の全方向スクロールシューティングゲームで、全100画面という当時としてはかなり広大なマップ。

プレイヤーはヘリコプターを操作して、バンゲリング帝国内にある6つの兵器工場を破壊するというのが目的です。
自機に搭載された、対空対地万能のバルカン砲と建造物用爆弾を駆使しながら敵機や砲台、レーダー等を破壊、攻撃目標である敵の工場に爆撃して破壊を行います。

自機がダメージを受けると操作性が低下し、ダメージが100を超えると墜落という、当時のシューティングしては珍しいHP制。
ただし自軍の空母、どういった理屈なのか不明ですが敵の基地に着陸するとダメージの回復が可能します。
爆弾の搭載数も9発に限られているので、空母や敵の飛行場に着陸して補充しながら戦う事になります。

バンゲリングベイの魅力

このバンゲリングベイ、伝説級の「糞ゲー」という評価を受けてしまう事が多く、その理由は難易度が高すぎるといういうのです。

私が思う要因は、自機であるヘリの操縦の難しさだと思います。というのも十字キーの上で加速し、下で減速、左右で旋回というラジコン操作。
その上、弾が一発ずつしか撃てないので敵の動きを先読みする必要があり、なかなか倒せず爽快感がありません。

この独特な操作に慣れるまで、ゲームオーバーを繰り返すという地獄の様な状況におちいり、当時の小学生プレイヤーには耐えられませんでした。
かくいう私も当時、小学生であり、難し過ぎてコントローラーを投げた記憶があります。
さらに言えば2プレイヤーモードが搭載され、2コンのマイクに喋りかけると敵の攻撃が激化し、横でプレーを眺めている友人や兄弟が暇つぶしに嫌がらせしてくる事もあり、殴り倒したいという衝動に駆られたのでした。

再プレーしてみると

大人になった今、プレイしてみると良く練られたゲーム性に気付かされます。

自軍の空母を守りつつ、敵の生産拠点を破壊するというゲームであるため、プレイの仕方で戦局が色々と変化し、どう立ち回るかを考えねばならない戦略性を楽しめるゲームなのです。
加えてファミコンであの広さのマップを表現しているのは圧巻の一言であり、オープンワールドの走りの様な自由度の高さを感じます。

とはいえ、大人になっても操作性にはなかなか慣れず、相変わらずの難易度の高さでたちまちゲームオリバー。
子供の頃には感じなかったやり応えの様なものは、しっかり感じられるゲームではあります。

 ©1984 WILL WRIGHT COPYRIGHT ©1984 HUDSON SOFT LICENSED BY NINTENDO OF AMERICA INC

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