介護の仕事は、今までの男ばかりの仕事とは別世界でした。
しかも男性ということで夜勤の比重がだんだん多くなり、いつしかは出勤日全部が夜勤で、しかもワンオペ。
その分、奇怪な出来事に遭遇することも多いのです。
介護の夜勤でやること
初めに、介護の夜勤でやることを話します。
まずは遅番から申し送りの後に、各部屋をまわって利用者さんにあいさつ。
掃除やかたづけをしながら、各部屋を巡回して安眠してるか様子を見るのですが、生存確認の意味もあります。
その時、失禁してる人が必ずいるので、オムツ交換、ひどい時には起きてもらってシーツごととりかえることもあって、泣きたくなります。
利用者さんが夜中に起きて徘徊しているときもあり、部屋に戻して話し相手をする事も。
他は知りませんが、私が務めている施設は2時間に1回で、それなりに手厚い介護なのでしょう。
これを毎夜やらなければならないのです。
よくある現象は物音
よくある怪現象は物音で、この職に付いている人はだいたい経験していると思います。
どんな感じなのかと言うと・・・たとえば、真夜中に記録をつけてると、どこからか「パチパチ」と音が聞こえてきます。
何の音なのかと音のする方向へ見に行っても何もなく、わりあい頻繁なので「またパチパチいってる」とさして気にならなくなるものです。
音といえば、特に2階から人が歩き回る音やものを動かすような音が気になります。
聞こえる度に何が起きているが確認しにいくと、真っ暗な廊下があるだけ。
各部屋を巡回しても、利用者さんは安眠してて、大きな音がするようなことを行った形跡はない場合がほとんどです。
話し声が聞こえる
さすがにビビるのは利用者さんが、居ない部屋から話し声も聞こえる事があります。
だいたい、亡くなってしまった方がいた部屋で起きています。
その部屋で亡くなったのは、もしかしたら自分が死んでしまった事に気が付かないのでしょうか。
体調が崩れて緊急入院になった後に亡くなった方は、魂が部屋に帰ってきたのだと思います。
だいたいが亡くなった時間の前後なので、そうだと言えるでしょう。
最後に
臨終の場に立ち会うことはまずないですが、亡くなったのを知らせにくることがたまにあります。
そういう事を体験するとき、そんなに嫌な気分になったりしませんので、多分、利用者さんが幽霊になってお礼にきたのかな?と。
いつも勤務は大変ですが励まされた気分になりますので、幽霊は怖いものではない・・・と思います。
※画像はイメージです。
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